「人間関係をうまくするためには、具体的に何をすればいいのですか」という質問をよく受けます。
そのとき私は「こちらから、挨拶するようにすればいいですよ」と答えるようにしています。
明るい気持ちになるためには、自分から挨拶をすればいいだけです。
「おはよう。こんにちは。こんばんは」だけで十分です。
私は、自分から挨拶をするように心がけています。
挨拶する側が好感を与え、挨拶を受ける側は好感を抱くようになっているからです。
私は、視力が悪いため、あまり遠くが見えません。
遠くからでもわざわざ話しかけてもらうと「先を越された」と思うのですが、嬉しい気持ちになります。
挨拶をするだけで、人間関係がうまくいくのです。
「どうすれば女の子にモテますか」と質問を受けることもあります。
そんなときも私は「挨拶で会話のきっかけをつかみましょう」と言っています。
挨拶は誰にでも使えます。
老若男女共通です。
もちろん部下にも上司にも、お父さんお母さんにもアメリカ人にも使えます。
会話を始めるときには、まず挨拶から入ればいいのです。
それだけで、後は次々と会話が出てきます。
話しかけるのが苦手という人ほど、まず挨拶から会話を始めることが大切です。
挨拶は、警戒を解く魔法です。
挨拶をしないと「あの人はよくわからない」と、人が避けていきます。
話しかけるから、柔らかい印象を持ってもらえるようになり、人間関係が向上していくのです。