のんびり気楽に生きるためには、前提として「急ぐ時間」が必要です。
急いで時間を節約するから、時間に余裕ができてゆっくりできます。
スローライフは、すべてがスローではいけません。
それでは単なる「だらだら」になります。
仕事をするべきところでは急いで、余裕のできた時間でゆっくりします。
その「緩急」こそが大切です。
人生で最も大切なリズムの1つです。
遊園地のジェットコースターは、山と谷があります。
山を登るゆっくりした時間があるからこそ、山を下るときにスピードへと変わります。
スピードが出たからこそ、山を登るエネルギーにも変換されます。
平坦ばかりでは、ジェットコースターは止まってしまいます。
山も谷も、両方必要です。
「緩」も「急」も両方必要だということです。
遅いからこそ速さに変わり、速さが遅さにも変わります。
誰でも1日24時間しかありません。
その限られた時間の中で、ゆっくりした時間を作るためには、急いでいる時間も必要です。
どちらが大切なのかというと、どちらも大切です。
ただやみくもに急ぐのではありません。
ただやみくもにゆっくりするのでもありません。
「緩急」というリズムをつけた生活を心がけることが大切なのです。