ご飯を、おかずと一緒に食べている人がほとんどでしょう。
なぜおかずと一緒に食べますか。
「ご飯は味がないから、おかずがないと食べられない」
たしかにご飯だけでは味気ないと感じる人も多いのが事実です。
おかずの味に頼ってご飯を食べている人がほとんどです。
しかし、です。
実は、ご飯には味があります。
味がない人は、よく噛んでいないからそう感じます。
噛んでいないとご飯に限らず、何でも味気なく感じます。
よく噛むことで、初めてその本来のおいしさが引き出されます。
特に炊きたてのご飯は、おいしいです。
よく噛んで食べれば、おかずなしでも十分おいしく食べられます。
だ液に含まれる酵素によってお米のでんぷん質を分解し、甘みを感じるようになるからです。
噛めば噛むほどだ液もたくさん分泌され、よりおいしく感じられることでしょう。
1回につき、最低20回以上は噛んで食べてみましょう。
噛めば噛むほど、なぜかご飯が甘くなっていくことがはっきり感じられるはずです。
それが本当のご飯のおいしさです。
「こんなにおいしかったのか。今まで気づかなかった」
本来のおいしさに気づき、驚くことでしょう。
よく噛んで食べれば、おかずなしでもご飯はおいしいのです。