責任を背負っている人は、たしかにかっこいい。
しかし、背負いすぎてつぶれることになっては、元も子もありません。
鬱病になる人の特徴は、完璧主義で責任感の強い人が多いとのことです。
完璧に責任を果たそうとストレスを背負い続けたため、ある日、精神的な限界がやってきます。
そうならないためにも、普段から「まあ、何とかなるだろう」と考えましょう。
気軽に構えて考えることは、1つのストレス対策です。
ほとんどの場合、何とかなります。
「根拠もないのに、なぜ考えられるのか」
いえ、根拠はあります。
あなたは今まで、何度「大変だ!」と思った瞬間がありますか。
3回ですか。
それとも5回以上ですか。
何回であろうと、今あなたは生きています。
「大変だ」とそのときは思っても、事実、何とかなっています。
場合によって、体や心に傷つくこともあったことでしょうが、命に別条はないはずです。
自分の思う「大変だ」は、軽いと思うことです。
大げさに考えすぎています。
死ぬわけではありません。
その証拠が、今生きているあなたです。
あなたが今、ぴんぴん生きていることは「何とかなるだろう」と思える根拠なのです。