公開日:2013年4月23日
執筆者:水口貴博

感情のコントロールがうまくなる30の方法

  • すぐ感情的になるのは子ども。
    理性で感情を抑えられるのが大人。
感情のコントロールがうまくなる30の方法

すぐ感情的になるのは子ども。
理性で感情を抑えられるのが大人。

子どもか大人かどうかを決めるのは、年齢ではありません。
年齢は、生まれてから経過した年数にすぎません。
一般には成人すると大人と見なされますが、だからといって「成人=大人」とは単純に考えるのは注意が必要です。

第1段階は、軽くなければいけない。

第1段階を実行できないのは、深く考えすぎているからです。
深く考えると、ネガティブな考えに偏るのが定番です。
「やめたほうがいいのでは」と思い始めます。

期待と不安は、交互にやってくる。
リズムと思えばいい。

期待と不安は、交互にやってくるものです。
期待だけがずっと続けばいいのですが、そんな都合のいい話はありません。
しばらくすれば、不安がやってくるでしょう。

想定するなら、最高より最悪。

想定するなら、最高より最悪です。
最高を想定していると、うまくいかなかったときの失望感が大きくなります。
最高が高ければ高いほど、うまくいかなかったとき、ひどく落ち込むことでしょう。

やる気は「出そう」と思うと、出なくなる。
「出なくていい」と思うと、出始める。

やる気は「出そう」と思えば思うほど、出なくなる性質があります。
やる気を無理やり出そうとさせるのは、強制です。
人間は、強制が大嫌いです。

「頑張ろう」という気持ちが、空回りしていないか。

本当に自分が頑張っているのか、確かめるテストがあります。
「達成感のある疲れ」を感じているかどうかです。
疲れは、体でも心でもかまいません。

リスクを取らないことが、最大のリスク。

リスクを取りたくないと思えば、リスクを取ることです。
矛盾しているようですが、現実はそうです。
戦法とは、勝つための計画です。

大差で負けるのは、大差で勝つくらい、気持ちいい。

大差で負けて、まだよかったのです。
「完全に負けた」という状況は、意外に気持ちいいものです。
完全に力の差があり、どうしようもありません。

いらいらは、暴力や破壊にぶつけるのではない。
社会的に価値のある行動にぶつける。

いらいらは、どこにぶつけるかが大切です。
いらいらしたとき、暴力や破壊にぶつけるのはよくありません。
他人に八つ当たりをすれば、喧嘩になるでしょう。

気合を入れたい瞬間は、椅子の背もたれに寄りかからない。

気合を入れたいときに、椅子の背に寄りかかる姿はふさわしくありません。
椅子の背に寄りかかると、リラックスしてしまい、気合が抜けてしまいます。
友人と歓談するときにはいいのですが、気合を入れる場では不便を招きます。

いらいらしたら冷たい飲み物。
火は水に弱い。

いらいらしている状態を例えるなら、心の中で火が燃えているような状態です。
大きな炎が、めらめら燃えています。
火は、燃え移る性質があります。

レベルアップしないのは、経験値がまだ一定量に達していないから。

経験を繰り返しても、なかなか自分が変わらないことがあります。
経験すれば、自分にも変化が現れるはずですが、実際は変化がありません。
「行動しても無駄ではないか」と思いますが、ちょっと待ってください。

恥ずかしさを感じるあなたは、素晴らしくなる可能性を秘めている。

恥ずかしさを感じることは、本来、素晴らしいことです。
恥ずかしさとは、自分の動作や態度に不備があり、引け目を感じることです。
顔が赤くなったり、心臓の鼓動が早くなったりします。

落ち込んでいるときは、落ち込んでもできることをすればいい。

落ち込んでいるときは、どうしますか。
じっとしているのもいいですが、あまり建設的な解決法ではありません。
じっとしていると、変化がないため、落ち込みから回復するまでに時間がかかります。

心の扉には鍵がかかっている。
扉を開ける合言葉は「できる」。

あなたの心は、扉が閉まっています。
その心の扉には鍵もかかっていて、自由に開けることができません。
しかも扉は、1つだけではなく、たくさんの扉があります。

感情を爆発させて後悔したからといって、すべてが無駄になるわけではない。

感情を爆発させると、必ず後悔します。
感情を爆発させているときはわれを失っていますが、頭が冷えてから振り返ると、猛烈な後悔の念が押し寄せます。
「あんなことしなければよかった」

以前失敗したことを、再挑戦しよう。
今のあなたは、以前よりレベルが高いのだから。

以前失敗したことに再挑戦するとき、また失敗するとは限りません。
以前失敗したときは、うまくいくだけの余裕がありませんでした。
知識、体力、技術など、余裕がなかったため、うまくいかなかっただけです。

失敗するなら、中途半端より、完全がいい。

失敗の最大の効用は、教訓が得られることです。
弱点を改善するには、失敗するのが近道です。
失敗するから「なぜ失敗したのか」と考えることができます。

失敗するのはいい。
大切なのは、失敗の後、何をするか。

失敗するのはいいのです。
人間は不完全な生き物ですから、失敗もして当然です。
しかし、同じ失敗を繰り返すのはよくありません。

最も心に突き刺さる言葉を言ってくれるのは、自分。

最も心に突き刺さる言葉を言ってくれるのは、誰でしょうか。
親でも、友人でも、先生でもありません。
自分です。

あなたが勝てないのは、かっこよく勝とうとしているから。

あなたが勝てないのは、かっこよく勝とうとしているからです。
勝つときは、かっこよく勝ちたいと思うでしょう。
スポットライトを浴びて、きらびやかな栄光を手にしたいと思うものです。

負け方がかっこ悪いのは、本気を出していないから。

負け方がかっこ悪いのは、本気を出していないからです。
どうせ負けるなら、かっこよく負けようと思います。
少しでもぶざまな姿を見られないように、試合中から試合後のことを考え、そわそわします。

体調が悪いとき、素直に休めるのがプロ。

体調が悪いにもかかわらず、無理に仕事を進めるのはプロでありません。
根性を見せれば、プロらしく見えますが、誤解です。
体力勝負で無理やり勧めようとするのは、なおさら体調管理が不十分です。

いらなくなった新聞や雑誌は、怒りの発散に活用できる。

怒りを感じたときは、何かにぶつかりたい気持ちがあるでしょう。
問題は、怒りをぶつける方向です。
人にぶつければ、喧嘩になり、人間関係にひびが入ります。

理解されないことを、1つくらい持っておいたほうがいい。

すべてを理解されようとしないことです。
すべてを理解されても、面白くありません。
「それはわかっている」「知っている」「見たことがある」ばかりでは、白けます。

人生の答えは、探すのではなく、作っていくもの。

人生は、答えのないことばかりです。
学校の勉強とは違い、人生では、あらかじめ答えが用意されていません。
どんなに大型の書店でも、あなたに関する本はありません。

行動のコントロールも、感情のコントロールの1つ。
感情が高ぶったときは、一度その場から離れよう。

「感情が高ぶって仕方ない! 早く落ち着きを取り戻したい!」
そんなときは、一度その場所から離れましょう。
同じ場所でじっとしていると、なかなか気持ちが切り替わりません。

コントロールできない怒りの感情は「心の引き出し」に収める。

「もう我慢できない!」
コントロールができないほど激しい怒りを感じたときはどうすればいいのでしょうか。
「心の引き出し」に収めましょう。

今の時代、触れる文章すべて、一期一会。

今は、情報社会といわれています。
インターネットができたおかげで、世界中の情報が手に入るようになりました。
携帯電話ができたおかげで、どこでも情報が入手できるようになりました。

本を読んでやる気が出れば、すぐ実行。
いつもできないことが、今ならできる。

本は、気力の塊です。
作家の気持ちがたくさん込められています。
本を読むと、作家の訴えが伝わるため、胸が熱くなったりやる気が出たりするのです。

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