執筆者:水口貴博

記憶力を高める30の方法

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「勉強」そのものより「勉強法」から、身につける。

「勉強」そのものより「勉強法」から、身につける。 | 記憶力を高める30の方法

あなたが小学生のころを思い出しましょう。

「成績の良い人」と「成績の悪い人」を比べたとき、あることに気づきませんか。

  • 勉強ができる人は、すべての科目で成績がよい
  • 勉強ができない人は、すべての科目で成績が悪い

極端な2パターンに分類できるはずです。

できる人は何でもでき、できない人は何もできない。

体を動かす「体育」は別として、頭を使う「英国数理社」なら「すべてができる人」「すべてができない人」で二極化されます。

私が学生時代も、そういうものでした。

こういう差を目の当たりにすると、やはり生まれつきの頭のせいにしたくなります。

たしかにテストの結果だけを見れば、そう思いたくなるのも無理はありません。

実は、こうなってしまう理由があります。

すべての教科で勉強ができる人は、勉強を覚えたのではなく、勉強法を身につけた人です。

勉強の下手な人は、覚えなければいけない知識を、工夫もなく、いきなり覚えようとします。

一方、勉強が上手な人は、覚えやすいように工夫をしてから、覚えようとします。

方法です。

勉強法を身につけているかどうかで、勝負が決まります。

勉強は、分野ごとに異なりますが、勉強法はあらゆる学問に通用します。

もちろん社会で仕事を覚えるときにも通用しますから、一生涯、活用できると言ってもいいでしょう。

学生時代、成績が優秀な人が卒業をして企業で仕事をすれば、やはり仕事もできる人になります。

効率のよい勉強法は、学問だけでなく、仕事を覚える際にも通用してしまうからです。

この仕組みに気づいている企業は、成績の優秀な人から採用します。

もちろん学歴がすべてではありませんが、ある程度、理屈に合った考え方です。

まず覚えるのは、勉強ではなく、勉強法です。

勉強法を身につけてから、知識を吸収していけばいい。

頭の善しあしを、生まれつきの頭の善しあしで決め付けないでください。

努力によって克服できることです。

正しい勉強法を学んで実践すれば、そもそもの頭の善しあしは関係ないのです。

記憶力を高める方法(1)
  • 勉強より、勉強法を身につける。
そもそも脳は、覚えるより、忘れるほうが圧倒的に得意。

記憶力を高める30の方法

  1. 「勉強」そのものより「勉強法」から、身につける。
  2. そもそも脳は、覚えるより、忘れるほうが圧倒的に得意。
  3. 長期記憶のためには、海馬を騙せばいい。
  4. 復習は、1カ月以内にすること。
  5. 復習タイミングは、1週間後が最適。
  6. 一芸は道に通ずる。
  7. 記憶力は、最初と最後が最も高い。
  8. 隙間時間に覚えるほうが、よく覚えられる。
  9. 覚えれば覚えるほど、覚えやすくなる。
  10. 睡眠時間は、最低でも6時間以上。
  11. 人に説明したことは、忘れなくなる。
  12. 記憶は「一度で完璧」ではなく「復習」で身につける。
  13. 百聞は一見にしかず。
  14. 体験するのが、一番覚えやすく、忘れにくい。
  15. 記憶力は「トライ&エラー」の数に比例する。
  16. 由来や理由がわかると、記憶に強く残る。
  17. 喜怒哀楽が伴ったことは、強く記憶に残る。
  18. 好きなことは、すぐ覚えられる。
  19. 勉強ができる人のノートほど、字が汚い。
  20. 記憶力を高めるために、ノートはとらず、復習範囲を絞る。
  21. 他人を蹴落とす人は、自分が蹴落とされる。
    他人の幸せを喜ぶ人は、自分が幸せになれる。
  22. 覚えようと意識しないと、覚えられない。
  23. 耳の記憶は、目の記憶より強い。
  24. 類義語・対義語・関連用語は、覚えやすい。
  25. 記憶力は、朝食後に高まる。
  26. 勉強とは「頑張るもの」ではなく「楽しむもの」。
  27. 成績がいい人ほど、魚が好きな人が多い。
  28. ガムを噛むと、眠気が吹き飛ぶ。
  29. 寝る前に覚えたことは、記憶に残りやすい。
  30. 他人が引いた下線より、自分で引いた下線のほうが、記憶に残りやすい。

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