私は先日、なんとアロマセラピー検定1級に合格しました!
アロマの勉強は、これまでにないほど楽しくできた勉強です。
勉強が楽しくて仕方なかった理由は、自分の生活に直接生かすことができる勉強だったからです。
アロマとのはじめの出会いは学生時代です。
勉強に疲れていた私は、ある雑貨屋さんでラベンダーの精油とキャンドルを見つけます。
「アロマとは、どんなものなのだろう」
最初は興味で購入したのですが、思いのほか夢中になります。
文章で表現するのは難しいことですが、アロマの香りを嗅いだ後の不思議な感覚は忘れられません。
疲れたときに活用したり、集中したいときに活用したりなど、生活のところどころで大活躍のアロマでした。
当時の私は、アロマを活用していたものの、知識が乏しかったため、具体的な効果や使い方などを知らないままの活用でした。
ただ興味があって活用していただけのアロマでしたが、このたび、本格的に勉強してみようと思うようになりました。
もちろん自分の生活にもっと生かしたい、活用したい気持ちからです。
なにより自分の生活に生かせることができる勉強ですから、学習にも力が入ります。
勉強で得た知識が自分の生活に直接影響するとなれば、入る力も、ひとしおです。
出題される精油は、全部で20種類あります。
自分が普段から使っている精油も含めて買い揃え、楽しみながらの勉強でした。
「ラベンダー、カモミール、ネロリには鎮静作用がある」ことも、勉強と思えば「つまらない」と思ってしまいます。
しかし、自分の生活に関係する知識だと思えば「なるほど」という感動を伴いながら勉強を進めることができます。
「ラベンダーには、酢酸リナリルが含まれているため、鎮静作用がある」
「レモン、ベルガモットには光毒性のあるベルガプテンが含まれているため、肌につけた後には紫外線に当たらないこと」
「スイート・マジョラムの香りは、ギリシャの愛の女神アフロディテから与えられた香りと言われている」
どれもこれも「へえ、なるほど、そうなんだ」といちいち感動しながらの勉強です。
ホホバ油やココナツオイルなどは、具体的に想像できないので、アロマショップへ出かけて、肌触りや香りを確かめました。
今回は、アロマという分野での勉強です。
しかし、どんな分野だろうと「自分の生活に生かすため」と考えることは、勉強を楽しむ上で重要な点です。
英語、国語、建築学、気象学など、どの分野でもそうですが、何か生活につながりがあるものです。
そのつながりを見つけて「生活に生かそう」と思えば、やる気も出てきます。
勉強は、生活を結びつけると楽しくなります。