松下電器創設者のである松下幸之助氏は、素直、正直がビジネスでは大切だと言っています。
素直、正直が無駄なやりとりをなくし、コミュニケーションの誤解を減らし、本来のビジネスに集中できると言っています。
一度嘘をついてしまうと、その嘘のつじつま合わせに気を使わなければなりません。
嘘だとばれれば信用を失いますから、ばれないように話のつじつまを合わせます。
松下氏は、これが無駄と言っています。
必要のないところに、エネルギーと時間をかけてしまうほど、無駄なことはない。
初めから素直、正直なら、嘘を繕う必要はなくなるはずだということです。
自分をよく見せたり、見栄や体裁を考えたりするばかりに、嘘をついてしまうことがあります。
そのときはうまく流すことができても、嘘を突き通し続ける労力を考えれば、初めから正直に話しておくほうが無駄がないのです。
話を聞いた相手は、嘘のない会話をしたいと思っています。
嘘のない話は、話の内容も濃くなるため、仲良くなりやすいという効果もあります。