一般的に「ストレス」と言えば「精神的ストレス」です。
精神的ストレスと言えば「人間関係」が原因となるものがほとんど。
では、人間関係のもつれの原因はどこにあるのかというと、自分の心にあります。
心の運転に問題があるために、よく事故を起こす状態です。
例えて言えば、車の運転です。
車を運転すると、たびたび事故を起こすとします。
事故を起こす原因は、運転手の運転に問題があるということです。
いらいらするような現実が多いのは、あなたの心の運転に問題があるということです。
心の運転がよくなれば、事故はなくなり、ストレスも消えます。
ストレスをためる原因のほとんどは、心の問題です。
ストレスとは、心の問題と言ってもいいでしょう。
たとえば、学校で先生に呼ばれて、生活態度について指摘を受けます。
これをストレスと感じるかどうかは、実はその人の心の問題です。
ある人は「叱られた。落ち込むな。なぜひどいことばかりなんだ」と思い、ストレスを感じます。
いらいらすると、また乱暴な行動に走ることになり、再び先生に呼ばれて指摘を受けるでしょう。
悪循環です。
しかし、またある人には「自分の悪いところを教えてもらった。これを直せば、もっと素晴らしい自分になれる」と喜びます。
前向きに改善すれば、先生からの指摘も少なくなり、ストレスも減っていきます。
現実は同じですが、現実の受け止め方によって意味が変わります。
ある人はストレスと感じ、ある人は快感を得ています。
正反対の結果です。
キーポイントは、心の運転です。
心の運転が上手な人は、周りからの刺激をうまく受け止めます。
むしろ快感に変えてしまうことができてしまいます。
心の運転さえ上手になれば、現実の受け止め方が変わります。
今までいらいらしていたことが少なくなり、ストレスも減るのです。