ささいなすれ違いから言い争いになったり、喧嘩へと発展してしまったりすることがあります。
私も喧嘩をした経験があるのでよくわかりますが、一度喧嘩をした相手とは、顔を合わせたくなくなります。
目の前に現れても、視線をそらして、避けたくなります。
このように考えると、喧嘩は、そのときだけのトラブルではありません。
一度喧嘩してからは、その人に対してずっと苦手意識を持ち、逃げるような生活を送らなければならなくなります。
私はこれを「逃亡生活」と読んでいます。
喧嘩というトラブルを犯して、ほったらかしにしたばかりに、逃亡者のようにびくびくしなければならなくなります。
うまく顔を合わせず、会話をしないように逃げたとしても「どこかでばったり会うのではないか?」と怯えながらの生活です。
これほど居心地の悪い生活はありません。
「苦手、怯え、恐怖、不安」という感情は、一つ一つは小さな感情でも、積み重なれば、大きなストレスへと変わります。
逃げれば逃げるほど、追いかけてくるのです。
罪を犯した人間が逃亡し「いつか警察に見つかるのでは?」とびくびくした生活に似ています。
なら、進んで自首すればいいのです。
自首すれば、逃げる苦労がなくなります。
そのうえ、刑も軽くなります。
これはどういうことかというと「仲直りをしましょう」ということです。
仲直りをすれば、逃げる苦労がなくなります。
刑も軽くなります。
喧嘩をしてしまい苦手意識を持っている人とは、できるだけ早く仲直りをしましょう。
仲直りをすれば、あっという間にマイナスの感情から開放されます。