お金を節約するポイントは、ある言葉を自分に対して問いかけることです。
シンプルな言葉ですが、大きな意味を持つ言葉です。
何を問いかけるのかというと、次の一言です。
「それは本当に必要なのか」です。
自分で自分に問いかけてください。
買おうとしているものに対して、この言葉を問いかけ、今の自分にとって本当に必要な物かどうかを真剣に考えます。
真剣に考えるというのも、自分で働いて稼いだお金で生活をしていると、自然とできるようになります。
真剣にできるようになっても、さらにもう1つ念入りに、真剣になってほしいのです。
「ないと生きていけない、生活できない、死んでしまう」というところまで考えて、必要か否かを試行錯誤します。
そこまで真剣に考えて、初めて商品を購入するのです。
試行錯誤を繰り返した判断は、それだけ間違いも少ないものです。
早合点は、命取りです。
たしかに時間は節約できますが、無駄なお金を使ってしまう結果になる場合も多い。
衝動買いをする人は、決まってお金が貯まりません。
衝動的に買ってしまうと、ほとんどがいらない物であることに、後から気づいて使わないものです。
お金はなくなり、貯金はなくなります。
一方、部屋にはいらない物が増えるばかりです。
商品を購入するときに「それは本当に必要なのか」と、もう一度考えましょう。
「代替手段はないか。友人から借りられないか。実はいらないのではないか」と考えて、初めて答えは出てくるのです。