「お金が嫌い」
「お金なんていらない」
「お金がたくさんあると、トラブルを招く原因になる」
お金は人生に欠かせません。
お金がなくなれば、食べるものに困り、飢え死にします。
お金さえあれば、ほとんどのことができてしまう世の中です。
倹約精神は大切ですが、適度があります。
意識したいのは、お礼に使うお金です。
お礼に使うお金だけは、出し惜しみをしないことです。
レストランで注文するとき、偉そうな態度になっていませんか。
偉そうな態度や話し方です。
「自分は客であり、お金を払う立場だから、偉そうにして当然」
人と同じことをやっていては、お金持ちになるのは難しいと考えてください。
不可能ではありませんが、可能性は極めて低いと考えるのが妥当です。
人と同じことをやっていてお金持ちになれるなら、その人たちがすでにお金持ちになっているはずです。
お金持ちになるためには、人と違ったことをする必要があります。
みんなと同じでは、平凡なことしかできません。
みんなと同じ状態では、パイの奪い合いになり、1人あたりの取り分が少なくなります。
「お金持ち」
この言葉を聞いたとき、どんなイメージを浮かべるでしょうか。
「怪しい。うさんくさい」
お金を持つことは悪くありません。
お金を持つことが悪いなら、仕事をして稼げなくなります。
貯金できなくなり、生きることもできなくなります。
「特典をサービスします」
「今買うと、特典がありますよ」
そう言われて、ぴくりと反応する人が多いでしょう。
財布を取り出してみてください。
あなたは今、どんな財布を使っているでしょうか。
もちろんどんな財布を使おうと自由です。
お金に好かれる人は、長財布を持つのが常識です。
お金を入れられれば、財布の種類は無関係ではないかと思う人もいるでしょう。
たしかに「お金を入れる財布」という意味では、どちらも同じです。
財布からお札を取り出すとき、指をなめる癖のある人を見かけます。
指先が乾いていると、お札がすべってスムーズに取り出せません。
そこで指先をなめて湿らせることで、取り出しやすくしようとするのです。
お金持ちの財布を見ると、お札の入れ方に特徴があります。
お金持ちの財布は、お札の向きが揃っているのが特徴です。
お札の入れ方が上下や裏表がばらばらになっている人は、残念ですが、お金持ちにはなれません。
お店でレシートをもらったとき、どうしていますか。
何気なく財布の中に入れていないでしょうか。
「後から必要になるかもしれない」と思って、念のためレシートを入れる人もいるでしょう。
金銭トラブルのリスクを減らす方法があります。
「絶対儲かる」という話を避けることです。
「絶対儲かるなら、素晴らしい話じゃないか」と思いますが、誤解です。
お金持ちには、お金を大事にする心があります。
お金持ちになったから、お金を大事にしているのではありません。
お金を大事にしているから、お金持ちになれました。
道ばたにお金が落ちていたとき、どうしますか。
大きな金額なら、誰もが迷わず拾うでしょう。
「もったいない」という気持ちが強くなり、拾う人が大半です。
トイレットペーパーを切らす人は、お金持ちにはなれません。
トイレットペーパーとお金は関係ないように思えますが、誤解です。
たしかに「物」としては別々ですが、扱うときの考え方には共通点があります。
各種カードには、利用限度額が設定されています。
利用限度額とは、一定期間のうち、カードで自由に利用できる金額の上限を指します。
カードには、次のような限度額が存在します。
クレジットカードで使う金額の、1カ月の目安を作っていますか。
もしくは、意識していますか。
もちろん人によって、状況が異なるため、使用量は異なるでしょう。
お金を借りるときには、借用書が必須です。
大きな金額では、借用書を作るのが当たり前と思います。
ところが、小さな金額になると「借用書はいらない」と考えがちです。
将来のために貯めるもの。
それは貯金です。
お金があれば、けがや事故など、万が一の出来事に対応できます。
ひとたび投資を始めると、いかに冷静を保つかの戦いです。
得をしたり損をしたりなど、感情を揺さぶられる連続です。
得をしているときはまだいいのですが、問題は、損をしているときです。
世の中には、数多くの保険が存在します。
生命保険・損害保険・地震保険・火災保険などです。
社会人になれば、万が一のときに備えて、何らかの保険に入っている人がほとんどでしょう。
お金のコントロールと感情をコントロール。
この2つには、密接な関係があります。
お金のコントロールとは、いかに感情をコントロールするかでもあります。
保険業の友人がいると、保険の営業がやってきます。
保険の営業は、身近な人をターゲットにするのが鉄則です。
友人は、甘い言葉であなたを勧誘してくるかもしれません。
少しでもお小遣いを稼ごうと、副業に手を出す人もいるでしょう。
小さな金額しか稼げないと思われる副業ですが、時給だけで考えると、本業より稼げる場面もあります。
たとえば、作家です。
喧嘩は不毛です。
喧嘩をしても得はありません。
喧嘩という手間が増えるだけでなく、無駄な時間や体力も消耗します。
友人と会うと、大なり小なり、お金がかかります。
遠くへ出かけたり、買い物をしたり、食事をしたりなどです。
一緒においしいお酒を飲みながら、深い会話を楽しむこともあるでしょう。
この世で最もローリスク・ハイリターンの投資先とは何か。
それは、自分です。
自分への投資は、最も割に合った投資先です。