ためらうという気持ちは、わからないときや自信がないときに出てきます。
勉強不足で正しい判断がつかなかったり、練習不足で大会に出場すべきか、ためらったりします。
ためらいの原因は「不足」が大本になっています。
勉強不足、練習不足、資金不足、愛情不足、経験不足などです。
不足が原因になっているのですから、ためらいを感じることは、やめたほうがいい。
いずれにせよ、よい結果が出ることは珍しい。
不足しているのですから、よい状態に転じることは、大変まれです。
たとえ、よい状態になったとしても、運がいいか、偶然かです。
それは、本当の自分の実力ではありません。
試験の選択問題でためらいを感じることは、わからないということです。
適当に選択をして、たまたま正解でも、本当のあなたの実力ではありません。
わからない問題は、間違って当然なのです。
十分に試験勉強したときには、試験に対してためらいはありません。
「やるだけのことはやった」と自信がついています。
問題も迷うこともありません。
大会へ向けての練習も、十分にやるだけのことをやれば、ためらいは消えます。
金額の高い洋服を買おうかと、ためらっているときには、お金不足が原因です。
今の収入レベルでは無理な高い買い物をしようとしているから、ためらってしまうのです。
無理をして買っても、いずれ生活が傾いてしまうことは目に見えています。
きちんと貯金をしてお金を貯めてからなら、ためらいはなくなるのです。
ためらいは、神様からの「まだ早すぎますよ」という警告なのです。