新陳代謝とは、古くなった肌の角質を捨てるサイクルのことをいいます。
人間の肌が美しいのは、新陳代謝という捨てるサイクルがあるおかげです。
どんどんと古くなった肌の角質を捨てるから、新しい肌が生成されやすくなります。
新陳代謝が活発なら、吹き出物も少なくなり、健康的な肌になります。
捨てることで、生まれ変わり、美しくきれいになり、いつもみずみずしい肌でいられます。
ごみを捨てる習慣は、新陳代謝と同じです。
捨てることで、部屋には新しいものを取り込む空間が生まれます。
いらない物を捨ててさえしまえば、それだけで部屋はシンプルになります。
空間ができ、余裕ができます。
掃除がしやすくなり、家具そのものが少ないため、片付けや整理整頓もしやすくなります。
新しい家具を置く準備もでき、福を呼ぶ準備が整います。
福を呼ぶためには、ため込むのではありません。
捨ててしまうのです。
いらない物は、ためらうことなく捨ててしまってかまいません。
「まだ使えるのに」と思ってため込んでいると、部屋の空間は狭くなる一方です。
福が入る隙間がなくなります。
肌の角質も「まだ使えるのに」と顔も洗わず、お風呂にも入らないとどうなるでしょうか。
肌は荒れてしまい、体臭が出て、人が近づいてこなくなります。
福も逃げてしまうでしょう。
毎朝、顔を洗い、毎日お風呂に入るから、古い角質を捨てることができます。
お風呂の習慣は、汗を流すだけではありません。
捨てる習慣なのです。