執筆者:水口貴博

人生を豊かにする30の生き方マナー

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人生に練習はない。常に本番なのだ。

人生に練習はない。常に本番なのだ。 | 人生を豊かにする30の生き方マナー

私は昔から人生についてよく考える習慣を持っています。

学生時代のとき、当たり前でありながら見落としがちなことに気づき、衝撃を受けたテーマがあります。

「なぜこんな大切なことを今まで気づかなかったんだ!」

単純なことを見過ごしていた自分に恥ずかしくなりました。

その大切な言葉は、次の一言です。

「人生に練習はない。常に本番しかない」

いまだにこの言葉を意識しながら、毎日を送っています。

テスト、試合、仕事など「まあ練習だからいいか」と気が緩みがちな自分に、もう1人の自分が語りかけます。

「おいおい、練習はないぞ。人生から見れば本番しかないぞ」

たとえば、大学受験です。

受験には、本番の「試験」と、それに備える「勉強」があります。

勉強はいわば、練習です。

本番で力を発揮するために、一生懸命に勉強します。

受験という「短い時間」として考えると「試験」という本番と「勉強」という練習に別れます。

しかし「人生」という大きな視点から見ると、練習も本番の一部であるということに気づきます。

本番は、日頃の練習がパズルのように組み合わさってできている、大きな集大成です。

本番で力を発揮するためには、練習こそ本番のように一生懸命になる必要があります。

練習だからとはいえ、力を抜いていれば、本番でも試験に落ちることでしょう。

人生から見れば、本番も練習も1つなのです。

セットなのです。

別れていて、別々のこととしてあるのではなく、同じ線路上にあります。

あなたが「これは練習だからいいや」と考えていることは、実は本番の一部ということに気づきましょう。

試験に合格するための勉強も、本番の一部なのです。

本番の成果は、日頃の練習の積み重ねによって決まります。

本番の一部、と考えることができるのです。

「本番」「練習」と別々の単語としてわかれていると、別々の実体があるように思えます。

どちらも同じ人生であることには変わりないのです。

人生を豊かにする生き方マナー(9)
  • 練習も、本番の一部と考える。
時間は常に一定。
どれも最初で最後の瞬間。

人生を豊かにする30の生き方マナー

  1. ささいな人生マナーが、生活を劇的に変える。
  2. 人生へのマナーは、好きなことをすること。
  3. 余裕は、生活を豊かにするマナーである。
  4. 先輩になるほど、威張った態度はやめよう。
  5. ドタキャンを、チャンスに変えること、できますか。
  6. 恥をかきに行くというマナー。
  7. 選択と集中は、成功のためのキーワード。
  8. 偶然は、必然に変えないといけない。
    神様からあなたへのプレゼントなのだから。
  9. 人生に練習はない。
    常に本番なのだ。
  10. 時間は常に一定。
    どれも最初で最後の瞬間。
  11. 自分の趣味が、必ずしも相手にも合うとは限らない。
  12. 体験の食わず嫌い、していませんか。
  13. 好きな仕事をしていると、自分もお客さまもハッピーになれる。
  14. どきどきする体験をして、心のさびを落とそう。
  15. 気にしないように考えていることは、気にしているということ。
  16. やめないだけでいい。
    やめない人は、やめた人の運を引き継ぐ。
  17. 成功王と失敗王は、同一人物にならないとおかしい。
  18. 当たり前のことを、当たり前にするだけでいい。
  19. 失敗が怖いのではない。
    失敗を見られるのが怖いのだ。
  20. 「一生懸命な人」は、何をやってもうまくいく。
  21. 人生では、フライングもマナーの1つ。
  22. 居心地の良いところにいる人は、なかなか成長できない。
  23. 嫌いなことは、後回し。
    好きなこと順から、はじめよう。
  24. バンカーがあるから、ゴルフが面白くなる。
  25. 愚痴っているから、成功できない。
    人生は、愚痴っている人から運を奪う。
  26. 後ろばかりを見ている人は、前へ進みにくくなる。
  27. わからないときほど、何かをしよう。
  28. 人生は、神様が作ったジェットコースター。
  29. 幸せの基本は、必ず家庭内に存在する。
  30. 「ありがとう」を忘れる人は、幸せも忘れる。

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