車の運転で、前を進もうとするとき、まず後ろの車は大丈夫か確認します。
追い越そうとしていないかと確認ができて、初めて安全に前進できます。
前を進むためには、後ろの確認も同時に必要です。
前進しようとするとき、前だけを見ているのでは、本当の前進はできません。
過去を振り返り、同じ間違いを繰り返そうとしていないかと、参考にしなければなりません。
過去を振り返らない人は、同じ失敗を何度も繰り返すことになります。
努力や時間のロスが大きくなります。
後ろを振り返ることで、確実に前進することができるのです。
勉強では、復習が大切といわれています。
ただひたすら予習をして進めばいいわけではなく、復習をして、間違ったところを確認して、初めて本当の前進ができるのです。
スポーツでも、自分の動きを振り返り、初めて成長ができます。
間違った動きをしているときには、改善することで、次からうまくプレーすることができるようになります。
前ばかり見ている人は、実は前進できない人なのです。
進んでは、後退してしまうという繰り返しになります。
成長では、後ろを確かめることが必要なのです。