テレビでは趣味を仕事にしている人がいて、羨ましく思うことがあるでしょう。
自分の好きなことが仕事にできているのですから理想的です。
しかも仕事になっているだけでなく、たくさん稼いでお金持ちになっているケースも目にします。
メディアでは趣味を仕事にしている人を見かけると「いいな、私もああなりたい」と思うところではないでしょうか。
しかし、表向きの様子だけで判断するのは要注意です。
楽しそうにしている様子に惑わされないでください。
楽しそうに見えている人でも、陰では人知れぬ苦労を抱えていることが少なくありません。
趣味を仕事にするとき、大きく2つのケースに分かれます。
仕事にできるとはいえ、収入は安定しないかもしれません。
大きな責任が伴う仕事かもしれません。
収入はあっても、微々たるものかもしれません。
楽しくても、その何倍もの苦労やストレスがあるかもしれません。
10年後はどうなっているかわからない、はやりものの仕事かもしれません。
本人の苦労は本人のみが知るところです。
人にもよりますし、趣味の内容にもよります。
趣味が仕事になれば理想的ですが、現実では難しいケースがあるのも事実です。
大好きな趣味だからといって、何でも仕事にするのが正解というわけではありません。
仕事にすると、責任やプレッシャーが重くのしかかり、遊びや気晴らしでやるわけにはいかなくなるケースが多々あります。
生活やお金がかかってくると、そちらに気を取られ、純粋な気持ちで楽しめなくなることがあります。
大好きな趣味でも、仕事にすると楽しめなくなるのは、よくある話です。
好きなことを仕事にするのは、不可能ではありませんが、なかなかできることではありません。
大切なことは「自分がどちらのパターンなのか」です。
自分がどちらに該当するのか見極めてください。
どちらのケースもよくあることであり、正解は人によって異なります。
仕事と趣味を一緒にするのもよし。
もちろん趣味を仕事にしたいなら積極的にチャレンジすべきですが、その気がないなら無理にやることはありません。
仕事と趣味を分けるのもよし。
趣味だからといって、何でも仕事にすればいいわけではありません。
仕事にはせず、趣味は趣味のままで、いることも1つの選択肢です。