趣味を楽しんだ後、後片付けを忘れている人がいます。
読書の後、本を置きっぱなし。
手芸の後、生地や裁縫道具を出したまま。
料理の後、調理器具を出したまま、洗い物が台所に残ったまま。
テレビゲームの後、ゲーム機を出しまま。
旅行から自宅に帰ったら、荷物やスーツケースを放置。
趣味は楽しんで終わりではありません。
後片付けまでが趣味です。
せっかく趣味を楽しんでも、後片付けができていないのはNGです。
後片付けができていないと、趣味を中途半端に終えることになります。
次に趣味を楽しむとき、道具を探すのに手間がかかったり、汚れが目立ったまま使うことになったりします。
道具の放置は、経年劣化を早めるばかりか、けが・紛失・故障の原因にもなりかねません。
たとえば、手芸の後、裁縫道具を出したままにしていると、針が刺さってけがをすることがあります。
後片付けを忘れがちになっている人は、いま一度心がけるようにしてください。
読書の後は、きちんと本を本棚に戻します。
手芸の後は、生地や裁縫道具を所定の位置に戻します。
料理の後は、使った調理器具を洗って、きちんと元の場所に戻します。
テレビゲームを遊び終わったら、ゲーム機を元の場所に戻します。
旅行から帰ったら、荷物やスーツケースを整理したうえで元の場所に戻します。
後片付けは面倒くさくて少し大変なこともありますが、大事なことです。
きちんと後片付けをすることは、道具を大切に扱うことにもなります。
趣味の後、くたくたに疲れて動けないときもあるかもしれません。
大会や試合の後は、気力も体力も使い果たして余裕がないもの。
そんなときでも、できるだけ早く後片付けをするにしたい。
「最後の一仕事」と言い聞かせ、重い腰を上げてください。
後片付けの大切さは、どんな趣味にもいえることです。
きちんと後片付けができていると、次また趣味を楽しむとき、さっと取りかかれます。
精神衛生上にもとても良いのです。