読書を趣味とする人が、人のおすすめにけちをつけていました。
「あなたがおすすめって言うからわざわざ買って読んだのに、つまらないじゃないか。もう信用できない」
映画鑑賞を趣味とする人が、人のおすすめに文句を言っていました。
「あなたが面白いって言うから見たのに全然面白くなかった。お金を返してほしい」
家庭菜園を趣味とする人が、人のおすすめに不満を口にしていました。
「あなたが育てやすいって言うから買ったのに、普通に手間暇がかかるじゃないか。騙された」
どれもNGです。
人のおすすめは、あくまでその人の感想であって、万人に通じることではありません。
詐欺や強制があったわけではありません。
人からおすすめされたとしても、最終的にゴーサインを出したのは、自分です。
拒否したりスルーしたりすることもできたはずです。
自分の意志でやったことにもかかわらず、言い訳や責任転嫁をする人を見かけますが、よろしいことではありません。
自分の頭で考えず、何でも人の意見をうのみにすると、成長できることも成長できなくなります。
考える力も弱くなる一方です。
趣味で何かを選ぶときは、自己責任を基本に、自分の頭で考えることが重要です。
何をするか、どれを選ぶのか、どこまでするのかなど、決断を迫られることがありますが、最終的に決めるのは自分です。
自己責任を忘れ、自分でろくに調べもせず、人の意見を盲信すると、悪徳詐欺にころっと騙されます。
「絶対儲かります」という話にほいほい引っかかるのです。
人の意見をうのみにすることほど恐ろしいことはありません。
あらゆる趣味は、自己責任が基本です。
自己責任でないと成長できません。
最終的な判決断を下すのは、自分です。
人の意見やおすすめは、あくまで参考にするものであって、うのみにするのはNGです。
どの本を読むのか、どの映画を見るのか、どの植物を育てるか。
自分が選んだこと・行ったことは、自分が責任を取ります。
どんな状況であっても、自分の頭で考えることだけは忘れないことが大切です。
趣味では選択肢に迷うことがあります。
選択肢がたくさんあったとしても、自分の頭で考え、自分が決断を下しましょう。
調べられることは、きちんと自分で調べます。
納得できないことは、納得できるまで追求します。
比較に手間暇はかかりますが、必要なことです。
選択肢がたくさんあって決められないなら、信頼できる人に相談します。
そんなときであっても「あくまで参考」という点だけは忘れず、最終的な決断は自分が行います。
何でもかんでも人の話をうのみにするのではなく、自分の頭で考え、自分の責任で決断を下すことが大切なのです。