あなたが夢中になっている趣味は、どのくらいのレベルでしょうか。
好きな趣味であればあるほど接触回数も高くなり、熱も入ります。
おのずと知識や経験が豊富になり、スキルも身について得意になります。
人並み以上にこなしていたりクオリティーが高かったりなど、割と優秀と呼べるレベルに達しているのではないでしょうか。
プロ顔負けのレベルに達している人もいるかもしれませんね。
趣味を楽しんでいると、あるとき人から褒められることがあるものです。
「お上手ですね」
「お詳しいですね」
「すごいですね」
「素晴らしいですね」
「クオリティーが高いですね」
褒められたとき、とっさに否定していませんか。
「いえいえ、そんなことはありません」
「全然ダメです」
「これくらい普通です」
なかなか素直に認めない人をよく見かけます。
謙虚や謙遜で言っているのかもしれませんが、口癖になっているなら注意したいところです。
否定の言葉を返すと、なかなか会話が弾みません。
会話にブレーキがかかります。
相手は「嬉しくなかったのかな」と誤解することもあるでしょう。
せっかく趣味を褒められたのですから、ここは素直に受け止めたほうが好印象です。
趣味を褒められたときは、素直に感謝の言葉で返しましょう。
「ありがとうございます」というシンプルな一言でいいのです。
自分の趣味が認められるのは、やはり嬉しいことですね。
素直に感謝すると、話が前に進んで雰囲気も良くなります。
もう少し上品なフレーズにしたいなら「恐縮です」という言い方もあります。
会話が弾んで、そこからコミュニケーションの輪が広がるのです。
自分が発した言葉は、自分の耳で聞くことにもなります。
つまり明るくポジティブな言葉を発するということは、自分を明るくポジティブにさせるということです。
趣味に自信がつき、自己肯定感も高くなるのです。