意外と怖いのが「ウェブカメラ」です。
動画サイトでライブ配信をする人が増えています。
テレワークによるウェブ会議が増え、普通の人でもウェブカメラを使う機会が増えました。
一昔前とは違い、ウェブカメラはすっかり身近になりました。
そんなウェブカメラは、ちょっとしたうっかりミスで、恥ずかしい失敗を招くことがあります。
よくあるのが「切り忘れ」です。
スイッチを切ったつもりが、実際は切れていなくて、入ったままというケースがあります。
これは大変です。
マイクの前の会話がだだ漏れになります。
カメラの前の様子が筒抜けになります。
聞かれたくない会話を聞かれたり、生々しいプライベートを見られたりして、顔から火が出るほど恥ずかしい思いをするのです。
スイッチを切った直後は、緊張が解けるタイミングです。
電話を切った直後に本音が出やすい状況と似ています。
緊張から解放された勢いで、ぽろっと問題発言が飛び出しやすい。
マイクは小さな音も拾います。
マイクの前でなくても、同じ室内であれば、声を拾われます。
小声で話した愚痴や悪口であっても、スピーカーで大きな音量に変換され、関係者に聞かれるのです。
仕事の愚痴や上司の悪口を口にしようものなら大変です。
人間関係にひびを入れることになったり、職場での評価が下がったりします。
「ごめんなさい」では済まないケースもあるから恐ろしいのです。
ウェブカメラの切り忘れによるトラブルは少なくありません。
ネットでチェックしてみるとすぐわかります。
「スイッチが入ったままになっていた!」という阿鼻叫喚の失敗談が山ほど見つかります。
トラブルになってからでは手遅れになるケースもあります。
ライブ配信でも、ウェブカメラのスイッチを切り忘れたばかりに、恥ずかしい生活風景を見られたケースが相次いでいます。
ウェブ会議でもライブ配信でも、終了したら、きちんとオフにしましょう。
くれぐれもスイッチの切り忘れには注意したい。
注意してしすぎることはありません。
オフになっていることを、二度も三度も確認したいところなのです。