「趣味は、仕事の合間に趣味をするもの」と思われがちです。
たしかにそれが普通です。
社会人ならまず仕事です。
仕事は1日の大半を占めるものです。
お金を稼ぐ手段でもあるので、サボるわけにはいきません。
まず仕事があって、業務以外の時間で趣味を楽しむのが普通であり、それが一般人のライフスタイルです。
しかし、趣味人は違います。
趣味人は、まず趣味なのです。
「仕事があって次に趣味」ではなく「趣味があって次に仕事」という順です。
趣味人は、趣味の優先度が極めて高いのです。
空いている時間はすべて趣味に費やします。
休日や連休は趣味三昧です。
趣味には、仕事と同じか、それ以上に力を注いでいます。
時間もお金も、仕事に負けず劣らずかけています。
もちろん趣味の合間に仕事をするとはいえ、仕事をサボっているわけではありません。
仕事集中は仕事モードです。
仕事中は真面目に働きます。
やるべきことに集中して、責任を持って取り組んでいます。
しかし、仕事が終われば、すぐ趣味モードに入ります。
空いている時間はすべて趣味に費やします。
休日や連休は趣味三昧です。
時間と体力の許すかぎり、ひたすら趣味に没頭するのです。
趣味人は、趣味にかける情熱が並外れています。
人生をかけて趣味を楽しんでいます。
本人としては「仕事の合間に趣味をしている」というより「趣味の間に仕事をしている」という感覚です。
「今日もいっぱい趣味を楽しんだなあ。じゃあ、仕事でもするか」という感じです。
仕事より趣味を大事にすると、おのずとそうなります。
「趣味の合間に仕事をするなんてけしからん」という声が聞こえてきそうですが、やるべきことはきちんとやっているのです。
与えられた仕事をきちんとこなしていれば、誰からも文句は言われません。
趣味が充実しているから、仕事も充実します。
趣味が人生のすべてなのです。