アパレルショップで服を買うとき、試着をしておくのが無難です。
どのアパレルショップでも、基本的に試着室は準備されているはずです。
似合うだろうと思っても、実際に着て鏡で確認するとイメージと違っていて、いまいちということがあります。
サイズの問題もあります。
自分は普通体型だから、Mサイズを買えばぴったりだろうと思っていても、いざ着てみると、違和感を覚えることがあります。
思ったよりぴちぴちだったりだぼだぼだったりすることがあります。
海外製のMサイズは、日本製のMサイズと異なっているのが一般的です。
試着しないまま購入すると、家に帰って着てみたとき「あれっ?!」となるのです。
そういうときに限ってレシートを紛失していて、返品困難というオチです。
誰でも一度は経験することですね。
こうした失敗がないよう、念のため試着しておくのが安心なのです。
ところが、ここでよくある光景があります。
試着室が混んでいるときがあります。
考えることはみんな同じです。
人気店の土日の昼は、だいたい混みます。
長い行列ができていると、心が折れそうになります。
前の人が試着室からなかなか出てきてくれません。
出てきたかと思うと「ちょっときついので、サイズ違いの服を持ってきてくれますか」と言って、店員さんが取りに行きます。
「待つのが面倒だし、疲れるし、まあいいか」と、試着を諦めそうになるのです。
しかし、ここが正念場です。
面倒であっても、やはり試着しておくのがベターです。
根気よく気長に待ちましょう。
試着室があっても、利用しなければ意味がありません。
たしかに待つのはもどかしいですが、ここが失敗するかどうかの分かれ道です。
「まあいいか」という油断が後悔を生みます。
待ち時間といっても、長時間というわけではありません。
たいていは数分です。
長くても、せいぜい10分程度でしょう。
服の素材や肌触りを確認したり、着たときのイメージを膨らませたりしていれば、待ち時間なんてあっという間です。
もちろんスマホで上手に時間をつぶすのもOK。
避けられる失敗はしっかり避けておきたい。
試着がおっくうに感じられるなら「試着も楽しみの1つ」という考え方でいきましょう。
試着室が混んでいても、諦めないことが大切なのです。