「ウェブサイトを作ってお仕事を募集しているのですが、まったく依頼が来ません」
そんな悩みを持つ女性がいるので、どんなイメージなのか実際のサイトを見せてもらいました。
一目見て、すぐ原因がわかりました。
「お仕事の依頼をお待ちしております」の文字サイズが「普通」なのです。
普通のどこが悪いのかと思いますが、訴求力という点ではよくありません。
自信を持っているような印象を受けません。
普通に淡々と話しているように感じます。
普通の文字サイズなので、気づかず見逃す人もいるに違いありません。
見る人によっては、ぼそぼそ話している印象を受けることもあり、プラスどころかマイナスのアピールになりかねません。
これでは依頼が来なくて当然です。
読めればいいという問題ではありません。
文字サイズが普通だと、ぐっと来るような訴求力が生まれず、スルーされてしまいます。
商品やサービスは素晴らしいのに、訴求力が弱くて損をしている人がいます。
広告宣伝であれ販売促進であれ、訴求力を高めるには、文字サイズを大きくすることが必要です。
一言で言うと「目立つようにする」ということです。
文字サイズが大きいと、強調効果が生まれ、すっと目に飛び込んできます。
目にした人は、自信に満ちた印象を受け、胸を張ってはきはき主張している姿をイメージするでしょう。
文字サイズが大きい分だけ見やすく読みやすくなって、心にも突き刺さりやすくなります。
文字サイズを大きくすることは、訴求力を高める基本です。
レイアウトの都合で文字サイズを大きくできないなら「太字」にしましょう。
サイズはそのままでも太字に変えるだけで目に付きやすくなり、訴求力がアップします。
シンプルなことですが、これをきちんとできるだけで、訴求力が一回り大きくなるのは間違いありません。