普段あなたが着替えるときの様子を思い出してください。
朝起きたら、パジャマを脱いで着替えます。
平日であればスーツに着替えて、休日であれば私服に着替えることが多いことでしょう。
そんな着替えのとき、作業感覚になっていることが多いのではないでしょうか。
何となくズボンをはき、何となく服を着て、何となく靴下をはきます。
ただの着替えにすぎません。
眠い目をこすりながら、ほとんど無の感情で着替えていることが多いのではないでしょうか
日常を豊かにするポイントは、ここにあります。
着替えるときは「気持ちを込めること」を意識してみてください。
着る衣類に対して、頭を下げるような気持ちになって着替えるのです。
「今日はこの服のお世話になります。よろしくお願いします」という気持ちになります。
ズボンをはくときには、気持ちを込めながら、ゆっくり丁寧に足を通します。
ワイシャツを着るときは、気持ちを込めながら、ゆっくり丁寧に裾に腕を通します。
靴下をはくときも、気持ちを込めながら、ゆっくり丁寧にはきます。
急がず焦らず、ゆっくり落ち着いて。
これだけで着替えの時間が豊かになります。
1日お世話になるのですから、気持ちを込めることは大切ですね。
着替えが、心のエンジンをかける儀式のような時間になります。
新たな気持ちになり、テンションも上がって、1日の調子が良くなるのです。
あなたが服に気持ちを込めると、服もあなたに気持ちを込めてくれるのです。