「あっ、しまった。記念写真を撮るのを忘れた!」という瞬間があります。
登頂の瞬間、合格祝いの瞬間、パーティーで盛り上がっている瞬間。
達成や高揚の瞬間は、幸せや感動があって最高ですね。
大切な瞬間は、写真を撮るのが定番です。
写真があれば、後から何度でも振り返れます。
ところが、興奮のあまり、記念写真を忘れることがあります。
舞い上がっていると、写真を撮ることを忘れてしまうことがあるものですね。
後になって「記念写真を撮るのを忘れた!」と悔やまれるのです。
しかし、大丈夫です。
うっかり記念撮影を忘れたとしても問題ありません。
写真を撮り忘れていてもいいのです。
大切なことは「心に残っていること」です。
記念写真を撮り忘れても、きちんと心に残っていれば、それでいいのです。
むしろ心に残っていることのほうがはるかに重要です。
忘れてしまうかもしれないと思うかもしれませんが、まったく心配ありません。
記念写真を撮り忘れるほどの出来事があったのですから、特別印象的で、深く記憶に刻まれ、一生心に残るのです。
特別な記憶や思い出は、一生残ります。
忘れようにも忘れられません。
写真とは違って、ぼんやりしているところもありますが、それはそれで良い味わいです。
目をつぶれば、いつでも脳裏に、その光景が浮かんでくるのです。
写真がなくても問題ありません。
一緒にいた人と思い出話に花を咲かせば、すぐ記憶がよみがえり、感動と興奮が交差します。
記憶や思い出は、紙やデータの写真とは違い、整理の手間がないので楽です。
むしろ写真を撮り忘れるくらい、その場に集中していた自分を褒めてあげましょう。
「記念写真を撮り忘れるくらい、感動や興奮が大きかったんだね。その場に集中していたんだね」と思えば、納得できます。
これほど素晴らしいことはありません。
記念写真を撮り忘れても、心の中に残っていれば、それでいいのです。