突然ですが、質問です。
あなたは今、財布にいくら入っているか即答できるでしょうか。
貨幣と紙幣の合計金額です。
もちろん財布の中身を見ません。
大まかでもいいので、だいたいいくら入っているのか答えてみてください。
即答できるのならいいのです。
きちんと答えられるのは、日頃からお金を管理できている証拠です。
金銭感覚が研ぎ澄まされています。
日頃から無駄遣いは避け、きちんと節約を心がけているに違いありません。
そういう人は、財布に入っているクレジットカードの枚数も答えられ、1日の支出もきちんと管理できていることでしょう。
おそらく一定の貯蓄もあるはずです。
しかし、答えられないならイエローカードです。
「まったくわからない」「見当がつかない」というのではいけません。
それはお金の管理が行き届いていない証拠です。
お財布の中身すら管理できないで、どうやって生活費を管理できるのでしょう。
財布は、最も大事な所有物の1つであり、体の一部と言えるほど身近です。
財布にいくら入っているかわからないということは、財布の中身に無関心ということです。
お金の管理が行き届いていないことを意味します。
誰かにお金を抜き取られても気づけません。
うっかりカードをなくしても気づけません。
財布を盗まれた場合、警察から「財布にいくら入っていましたか」と聞かれたとき、答えられません。
お金持ちはみな、財布にいくら入っているのか即答できます。
「財布にいくら入っていますか」と聞かれたら、自信を持って「○○円」と答えます。
なかには1円単位で答えられるお金持ちも少なくありません。
お金持ちになったからお金の管理ができるようになったのではありません。
お金の管理ができているからお金持ちになったのです。
お金の管理能力として、常に財布の中の金額を把握しておくことです。
1円単位が理想ですが、ざっくりとした金額でもかまいません。
いつ聞かれてもいいように、常にお金の金額を把握しておくようにしておきましょう。