遅刻を防ぐためには、早めに家を出るのが一番です。
いつもより早めに家を出れば、それだけ時間に余裕ができます。
交通機関が乱れたり、少し道に迷ったりしても、焦る必要はありません。
時間に余裕があれば、間に合います。
家を出るのが早ければ早いほど、たっぷり余裕ができるので、遅刻することもなくなるように思われます。
ところが、余裕を持って家を出たからといって、100パーセント安心とは限りません。
「間に合うが遅刻する」という不思議な現象があるのです。
たとえば、面接に行くとき、時間に十分余裕を持って会社に向かいます。
面接時間の1時間前に到着して、時間になるまで近くのカフェで暇をつぶしますが、ここでよくある失敗があります。
すっかりリラックスしてしまい、気づいたら約束の時間を過ぎていて、結局遅刻することになったという失敗があります。
友人と遊ぶ約束をして、時間に十分余裕を持って待ち合わせ場所に向かいます。
ずいぶん早めに到着して時間がたっぷりあるので、近くの本屋で暇つぶしをします。
本が面白くて没頭してしまい、気づいたら待ち合わせの時間を過ぎていたということがあるのです。
笑ってしまう話ですが、よくある話です。
余裕を持って家を出たとしても、安心とは限らないのです。
だからいって、ぎりぎりに出発するのはよくありません。
交通機関が乱れたり道に迷ったりすると、遅刻になってしまいアウトになります。
早めに家を出ること自体はまったく問題ないことであり、これからも継続したい習慣です。
この場合、どうすればいいのでしょうか。
面接のとき、早めに到着してカフェで時間をつぶすなら、アラームのセットをおすすめします。
万一リラックスしても、アラームが鳴れば気づけます。
友人と待ち合わせをするなら、いっそのこと待ち合わせ場所を本屋にすればいいのです。
早めに到着しても、本屋であれば上手に時間をつぶせます。
室内なので、天候の影響も受けません。
読書に没頭しても、相手が声をかけてくれます。
待ち合わせ場所付近に本屋がない場合は、アラームをセットして、時間前に気づけるようにしておくと良いでしょう。