ホラー映画やモンスター映画を見ていると「ある法則」に気がつきます。
たいてい最初にやられるのは、ちゃらちゃらした人なのです。
呪われた場所なのに、ほいほい平気で近づきます。
危険なモンスターがいそうな場所なのに、へらへらしながら無防備に近づきます。
周りが「気をつけろ!」「そっちに行ってはダメだ!」と警告しているのに、ちゃらちゃらした人は聞く耳を持ちません。
「そこに行ってはダメだ」と言われても「大丈夫、大丈夫。これくらい問題ない。へへへ」と言いながら侵入します。
そして得体の知れない何かに襲われ、あっさり命を落とすのです。
もはやホラー映画・モンスター映画の定番シーンです。
この法則に気づくと、誰が最初にやられるのかわかるようになります。
ちゃらちゃらした人が登場すると、死亡フラグが立ち「ああ、最初に命を落とすのはこの人だな」とわかるようになるのです。
映画は、私たちに大切なことを教えてくれます。
ここから得られる教訓は「軽率な振る舞いは命に関わる」ということです。
軽率な振る舞いは、マナーや態度が悪いだけの問題ではありません。
最悪の場合、命を落とすことになります。
「映画の話であって現実は違う」と思うかもしれませんが、そうではありません。
映画とはいえ、現実にも通じるところがあり、大変参考になります。
現実でも、ちゃらちゃらした振る舞いをしていると、痛い目に遭います。
ネットで炎上する人は、決まって「ちゃらちゃらした人」です。
いじめ動画・犯罪動画・迷惑動画を、SNSに投稿します。
本人は「大丈夫、大丈夫。これくらい問題ない。へへへ」と軽く考えています。
そして案の定、すぐネットで拡散します。
炎上したりテレビでニュースになったりして、大騒ぎになるのです。
本人が「しまった」と思ったときは、もう手遅れです。
世間からの厳しいバッシングが止まりません。
本人は、想像以上の苦しみを味わうことになります。
自宅や勤務先が特定されます。
普通の日常生活を送ることが困難になります。
自分だけでなく、家族まで巻き込んでしまいます。
そのことで最悪、命に関わるケースもあるのです。
私たちの身の回りにも、得体の知れないモンスターが潜んでいます。
軽率な行動は取らないことです。
ルールは破りません。
悪いことはやりません。
法に反することはしません。
たとえ法に反しなくても、マナーやモラルに反することはやらないでおくのが賢明です。
リスクを甘く見積もると、大変なことになります。
ホラー映画・モンスター映画を思い出してください。
最初に命を落とす人は、ちゃらちゃらした人です。
「これくらい平気さ」「ちょっとくらい大丈夫」と軽率な行動を取ると、けがでは済みません。
最悪、命に関わるのです。