公開日:2023年6月21日
執筆者:水口貴博

人生の落とし穴を避ける30の方法

12

軽率な振る舞いは、命に関わる。

軽率な振る舞いは、命に関わる。 | 人生の落とし穴を避ける30の方法

ホラー映画やモンスター映画を見ていると「ある法則」に気がつきます。

たいてい最初にやられるのは、ちゃらちゃらした人なのです。

呪われた場所なのに、ほいほい平気で近づきます。

危険なモンスターがいそうな場所なのに、へらへらしながら無防備に近づきます。

周りが「気をつけろ!」「そっちに行ってはダメだ!」と警告しているのに、ちゃらちゃらした人は聞く耳を持ちません。

「そこに行ってはダメだ」と言われても「大丈夫、大丈夫。これくらい問題ない。へへへ」と言いながら侵入します。

そして得体えたいの知れない何かに襲われ、あっさり命を落とすのです。

もはやホラー映画・モンスター映画の定番シーンです。

この法則に気づくと、誰が最初にやられるのかわかるようになります。

ちゃらちゃらした人が登場すると、死亡フラグが立ち「ああ、最初に命を落とすのはこの人だな」とわかるようになるのです。

映画は、私たちに大切なことを教えてくれます。

ここから得られる教訓は「軽率な振る舞いは命に関わる」ということです。

軽率な振る舞いは、マナーや態度が悪いだけの問題ではありません。

最悪の場合、命を落とすことになります。

「映画の話であって現実は違う」と思うかもしれませんが、そうではありません。

映画とはいえ、現実にも通じるところがあり、大変参考になります。

現実でも、ちゃらちゃらした振る舞いをしていると、痛い目に遭います。

ネットで炎上する人は、決まって「ちゃらちゃらした人」です。

いじめ動画・犯罪動画・迷惑動画を、SNSに投稿します。

本人は「大丈夫、大丈夫。これくらい問題ない。へへへ」と軽く考えています。

そして案の定、すぐネットで拡散します。

炎上したりテレビでニュースになったりして、大騒ぎになるのです。

本人が「しまった」と思ったときは、もう手遅れです。

世間からの厳しいバッシングが止まりません。

本人は、想像以上の苦しみを味わうことになります。

自宅や勤務先が特定されます。

普通の日常生活を送ることが困難になります。

自分だけでなく、家族まで巻き込んでしまいます。

そのことで最悪、命に関わるケースもあるのです。

私たちの身の回りにも、得体の知れないモンスターが潜んでいます。

軽率な行動は取らないことです。

ルールは破りません。

悪いことはやりません。

法に反することはしません。

たとえ法に反しなくても、マナーやモラルに反することはやらないでおくのが賢明です。

リスクを甘く見積もると、大変なことになります。

ホラー映画・モンスター映画を思い出してください。

最初に命を落とす人は、ちゃらちゃらした人です。

「これくらい平気さ」「ちょっとくらい大丈夫」と軽率な行動を取ると、けがでは済みません。

最悪、命に関わるのです。

人生の落とし穴を避ける方法(12)
  • 軽率な振る舞いはしない。
初心者が上級者コースに挑むことほど、危険なことはない。

人生の落とし穴を避ける30の方法

  1. 嫌な仕事をするから、お金が貯まらない。
    好きな仕事をすれば、お金が貯まる。
  2. やたら「正義」を口にする人には注意する。
  3. 余裕を持って家を出たとしても、安心とは限らない。
  4. あなたは今、財布にいくら入っているか即答できるか。
  5. 理解できないからといって、人の趣味を否定しないこと。
  6. ファスナーの寿命は、持つ人によって差が出る。
  7. 診察のとき、患者の顔を見ないお医者さんとは、信頼関係を結べない。
  8. 助けを求めることも勇気だ。
  9. 成功の保証を求める人は、チャレンジができない。
  10. あらゆるトラブルは「これも人生の醍醐味」の一言で乗り越えられる。
  11. お酒の場で交渉を持ちかける人とは関わらない。
    お酒の場で交渉を持ちかける人にもならない。
  12. 軽率な振る舞いは、命に関わる。
  13. 初心者が上級者コースに挑むことほど、危険なことはない。
  14. 重い荷物でチャンスを失う。
  15. 完璧な人間であろうとすると、最終的にどうなるのか。
  16. 料理に文句ばかり言っていると、もっと大変なことになる。
  17. 男性でもレディースを選んでいい。
    女性でもメンズを選んでいい。
  18. 手を使うべきところで、足を使っていませんか。
  19. 朝起きて疲れが取れていないのは、何かがおかしい。
  20. スーパーのはしごで節約できても、時間の無駄・余計な出費が増えては意味がない。
  21. 敗因を分析することはあっても、勝因を分析する人は少ない。
  22. 騙すことでうまくいっても、一時的。
  23. 「ぎりぎりにならないとできない」という人は、悪い自己暗示にかかっているだけ。
  24. 誰かを批判することもあっていい。
    ただし、自分も批判される覚悟を持つこと。
  25. アドバイスは、度が過ぎると、余計なお節介になる。
  26. 「水でいいです」という言い方は、水に対して失礼だ。
  27. お店からの特別扱いを当たり前に感じ始めたときが危ない。
  28. 太っていると思い込んでいると、どこまで痩せても終わりがない。
  29. 「仕事を断らない主義」は、立派であっても非常にリスキー。
  30. 過去の成功例にとらわれてはいけない。

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