勇気とは何か。
恐れないで立ち向かっていく、強い気力のことをいいます。
勇気が必要なことといえば、どんなことが思い浮かぶでしょうか。
新しいお店に入ること、知らない人に声を掛けること、初めての仕事や難しい仕事にチャレンジすること。
どれも勇気が必要ですね。
思い切って髪型を変えたり、今まで着たことのない服を着てみたりすることも、勇気が必要なことの1つといえるでしょう。
勇気が必要なことは、思い切って一歩前に踏み出すイメージがあるのではないでしょうか。
日頃から勇気が必要なことにチャレンジすることで勇気が鍛えられます。
もちろんどれも勇気が必要なアクションですが、ほかにも「勇気がある」と呼べる、意外なアクションがあります。
「助けを求めること」です。
勇気とは真逆のイメージがあるかもしれませんが、誤解です。
助けを求めることも、勇気のある行動です。
助けを求めるには、自分の弱さや力不足をさらけ出す必要があります。
「情けない」「かっこ悪い」と思われ、恥をかいたり批判されたりする可能性もあります。
自分の評価がぐっと下がる可能性を受け入れなければなりません。
これは勇気がないとできないことです。
したがって、助けを求められれば「勇気がある」ということになります。
1人で黙々と頑張っていれば、そのうち誰かが心配して、助けの手を差し伸べてくれると思いがちです。
残念ながら、その望みは薄いでしょう。
みんな見て見ぬふりをするのが現実です。
こちらから声を上げないと、周りから手を差し伸べてくれることはありません。
1人の限界を感じたときは、素直に助けを求めてください。
仕事をたくさん抱え込んでいたり、1人では解決が困難だったりしたときは、助けを求めましょう。
限界になってから助けを求めるのではなく、限界になる前に助けを求めることも、大事なポイントです。
助けを求めるのは、悪いことでも恥ずかしいことでもありません。
困っているときに助けを求めるのは、人として当然のことです。
自分一人ではどうしようもないときは、素直に助けを求めるのがベストです。
勇気のある人になりたいなら、助けを求められるようになりましょう。
助けを求めるのは、弱いことではなく、強いことです。
助けを求めることはネガティブなことと思われがちですが、勇気を鍛えるトレーニングとして有効です。
行き詰まっていた仕事がうまく進みます。
助けを求めることも、勇気の1つであることに気づきましょう。
助けを求められれば、勇気のある行動をしたことになります。