公開日:2023年6月21日
執筆者:水口貴博

人生の落とし穴を避ける30の方法

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スーパーのはしごで節約できても、時間の無駄・余計な出費が増えては意味がない。

スーパーのはしごで節約できても、時間の無駄・余計な出費が増えては意味がない。 | 人生の落とし穴を避ける30の方法

買い物のとき、スーパーを何カ所もはしごする人がいます。

理由は「少しでも安く買いたいから」です。

スーパーごとに食品の値段が少し異なります。

「Aの食品はこの店で買おう。Bの食品はこの店で買おう」と、最安値で手に入れるため、何件もスーパーをはしごするのです。

時にはわざわざ遠くのスーパーまで足を運ぶこともある。

3件以上のスーパーをはしごする人もいるようです。

何件もはしごをして、本人は「安く手に入った」「お金を節約できた」とご満悦です。

一見すると、賢い買い物をしているように思えますが、実際は疑問です。

本当に賢いことなのか、一度冷静になって考えてみることです。

なぜスーパーのはしごは、賢いと限らないのか

スーパーをはしごすればするほど、移動時間が余分にかかります。

遠くのスーパーに行くと、ますます移動時間がかかります。

時間はお金よりも貴重です。

お金の場合、失ってもまた稼げばいいですが、時間の場合、失ったら何をどうやっても取り戻せません。

いくら安く商品が手に入っても、無駄な時間が生まれては意味がありません。

そもそも本当に節約になっているかも疑問です。

見落としがちなのは「ガソリン代」と「衝動買い」です。

車で移動する場合、移動距離が長くなるにつれて、余分にガソリン代がかかります。

スーパーのはしごでせっかく安く購入できても、余分にかかるガソリン代で帳消しとなるのです。

そして、お店をはしごして安い商品や割引商品が見つかると「お得だから買おう」となりがちです。

つい財布の紐が緩んで、買うつもりがなかったものを買ってしまいます。

どれだけ安く買えても、余計な買い物をしては節約になりません。

安く買うためのはしご行為が、かえって出費が増やす結果となるのです。

買い物は、1カ所で済ませるのが賢い

お金の節約だけでなく、時間の節約も考えましょう。

節約をするなら、お金より時間を優先させることです。

よほど安い食品があるなら別ですが、微々たる節約のために何件もはしごをするのは得策ではありません。

「あるかな?」と思ってスーパーに行き、食品がなければ、結局時間を無駄にしただけになります。

無駄な時間を生まないためにも、買い物はできるだけ1カ所で済ませましょう。

できるだけ品そろえの良いスーパーに足を運びます。

1カ所で買い物を完結できれば、余計な移動がなくなるので、時間の節約となります。

意外なことですが、買い物を1カ所で済ませると、お金の節約につながることがあります。

スーパーのはしごをやめることで「ないものは買わない」という考え方になります。

安いものがあるとつい手が伸びて買ってしまいますが、なかったり売り切れていたりしていれば、どうしようもありません。

「ないものは仕方ない」と潔く諦めることになります。

買い物の量が減り、結果として節約になるのです。

時間とお金の節約のためにも、買い物はできるだけ1カ所で済ませるほうが、実は賢いのです。

人生の落とし穴を避ける方法(20)
  • 時間とお金の節約のためにも、買い物は、できるだけ1カ所のスーパーで済ませるようにする。
敗因を分析することはあっても、勝因を分析する人は少ない。

人生の落とし穴を避ける30の方法

  1. 嫌な仕事をするから、お金が貯まらない。
    好きな仕事をすれば、お金が貯まる。
  2. やたら「正義」を口にする人には注意する。
  3. 余裕を持って家を出たとしても、安心とは限らない。
  4. あなたは今、財布にいくら入っているか即答できるか。
  5. 理解できないからといって、人の趣味を否定しないこと。
  6. ファスナーの寿命は、持つ人によって差が出る。
  7. 診察のとき、患者の顔を見ないお医者さんとは、信頼関係を結べない。
  8. 助けを求めることも勇気だ。
  9. 成功の保証を求める人は、チャレンジができない。
  10. あらゆるトラブルは「これも人生の醍醐味」の一言で乗り越えられる。
  11. お酒の場で交渉を持ちかける人とは関わらない。
    お酒の場で交渉を持ちかける人にもならない。
  12. 軽率な振る舞いは、命に関わる。
  13. 初心者が上級者コースに挑むことほど、危険なことはない。
  14. 重い荷物でチャンスを失う。
  15. 完璧な人間であろうとすると、最終的にどうなるのか。
  16. 料理に文句ばかり言っていると、もっと大変なことになる。
  17. 男性でもレディースを選んでいい。
    女性でもメンズを選んでいい。
  18. 手を使うべきところで、足を使っていませんか。
  19. 朝起きて疲れが取れていないのは、何かがおかしい。
  20. スーパーのはしごで節約できても、時間の無駄・余計な出費が増えては意味がない。
  21. 敗因を分析することはあっても、勝因を分析する人は少ない。
  22. 騙すことでうまくいっても、一時的。
  23. 「ぎりぎりにならないとできない」という人は、悪い自己暗示にかかっているだけ。
  24. 誰かを批判することもあっていい。
    ただし、自分も批判される覚悟を持つこと。
  25. アドバイスは、度が過ぎると、余計なお節介になる。
  26. 「水でいいです」という言い方は、水に対して失礼だ。
  27. お店からの特別扱いを当たり前に感じ始めたときが危ない。
  28. 太っていると思い込んでいると、どこまで痩せても終わりがない。
  29. 「仕事を断らない主義」は、立派であっても非常にリスキー。
  30. 過去の成功例にとらわれてはいけない。

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