批判することはあっていいのです。
批判は悪いことだと思われがちですが、一概に言い切れません。
批判は、悪口ではありません。
誤りや欠点を指摘し、正しく修正することです。
人を傷つける悪口や、根拠のない誹謗中傷はNGですが、批判はOKです。
建設的な批判は、プラスに働くことが珍しくありません。
批判することで、相手は自分の悪いところに気づいて、改善に役立つでしょう。
国会中継を見てもわかるとおり、批判は国民の代表者の口からも出てきます。
批判そのものは悪いことではなく、正しく行えば、プラスに働きます。
ただし、誰かを批判するなら「ある心構え」が必要です。
誰かを批判するときは、自分も批判される覚悟を持っておくことです。
誰かを批判すると、回り巡って自分も批判されるようになります。
「マナーが悪い」と批判すれば、回り巡って「あなたもマナーが悪い」と言われるようになるでしょう。
「言葉遣いが悪い」と批判すれば、回り巡って「あなたも言葉遣いが悪い」と言われるようになるでしょう。
世の中に完璧な人はいません。
誰でも必ず欠点があります。
誰かを批判すると、自分も欠点探しをされるようになり、そして見つかった欠点を批判されます。
人に発した言葉は、ブーメランとなって返ってきます。
誰かを称賛すると自分も称賛されますが、誰かを批判すると自分も批判されます。
誰かを厳しく批判すると、自分も厳しく批判されるのが運命です。
これが世の中であり、現実です。
自分も批判されていい覚悟があれば、どしどし批判してください。
批判は、批判される覚悟のある人だけがすることです。
批判には大きなリスクが伴いますが、ストレートは発言によって何かを変えるきっかけになるかもしれません。
批判されたくないなら、批判しないのが無難です。
批判しなければ、批判されることもありません。
どちらを選ぶかは個人の自由です。
誰かを批判するなら、自分も批判される覚悟は持っておきましょう。