オフィスビルには清掃員がいて、至るところの清掃を行っています。
オフィス内をはじめ、廊下、階段、お手洗いなど、細かなところまで清掃を手がけています。
そんな清掃員に対して挨拶をしない人がいます。
そばを通りかかっても声をかけません。
目を合わせることも会釈をすることもありません。
いても、いないかのような扱いです。
たしかに会社のメイン業務には携わっていないのかもしれません。
社員ではなく「外部の人」という印象があるかもしれません。
あるいは、誰でもできる仕事だからといって、下に見ている人もいるのかもしれません。
これは違うのです。
いくら外部の人であろうと、お世話になっているのは事実です。
清掃員の丁寧な仕事のおかげで、清潔な環境が保たれ、快適な空間を実現できています。
清掃員も1人の人間です。
挨拶をしないで無視していると、1人の人間として扱われていないように感じて心を痛めます。
清掃員を「挨拶をしなくてもいい人」と思っているなら、誤解です。
むしろ逆です。
いつもお世話になっているのですから「挨拶しなければいけない人」です。
外部の人であっても、日々お世話になっているのは事実ですから、きちんと挨拶の声をかけましょう。
誰でもできる仕事だからといって、清掃員を軽視しないことです。
挨拶をしなくてもいいと思っている人は、清掃員を下に見ている証拠です。
仕事の種類が違うだけであり、会社になくてはならない存在です。
大変な仕事を引き受けてくださっていて、大変ありがたい存在です。
掃除は、誰かがやらなければいけない仕事です。
誰もやらなくなれば、会社はごみ屋敷と化すでしょう。
快適に過ごせなくなり、業務に支障を来すことになるはずです。
清掃員は「挨拶しなくてもいい人」ではなく「挨拶しなければいけない人」です。
お世話になっているのですから挨拶が欠かせません。
仕事で直接関わることはなくても、その仕事に敬意を払い、感謝の念を持ち、1人の人間としてリスペクトすることが大切です。
挨拶は減るものではないのですから、どしどし声をかけていきましょう。
上司や先輩に挨拶するような感覚で、丁寧に挨拶していくのが正解です。
もちろんちょっとした立ち話も悪くありません。
清掃員と仲良くなると、思わぬ情報が得られることも珍しくありません。
清掃員にもきちんと挨拶できる人は、おのずと仕事もうまくいくのです。