やったことがない趣味の話が出てきたとき、どう答えるかです。
相手が「趣味は将棋です」「趣味はボルダリングです」と言ったとき「やったことがないでわかりません」と一蹴する人がいます。
「わかりません」の一言は壁を作ります。
「私は興味がありません。別の話題にしてもらえますか」というニュアンスにも捉えられます。
「わからない」と答えると、会話にブレーキがかかります。
否定的なニュアンスが伝わって、会話が盛り下がってしまうのです。
大切なことは「話を肯定すること」です。
やったことがなくても、イメージをすることならできるはずです。
やったことがない趣味の話が出たら「わからない」と答えるのではなく、詳しく話を聞けばいいのです。
「どうやるんですか?」「どんなルールなんですか?」「醍醐味は?」と、わからないなりに話題を広げられるはずです。
そうすれば、相手は「こうやるんですよ」「こんなルールなんですよ」「こんな醍醐味があるんですよ」と教えてくれます。
これが話を肯定するということです。
自分の趣味について聞かれるのは誰でも嬉しいものです。
相手は目をきらきら輝かせながら笑顔で答えてくれるでしょう。
質問すれば、話が途切れるどころか、どんどん盛り上がります。
そこで「面白そうですね」と答えれば「じゃあ、今度一緒にやってみますか」という話に発展するかもしれないのです。