同じ時間だけ勉強しているのに、成績の伸びが良い人がいます。
「もともと頭が良いからだ」「才能があるから簡単に結果が出るんだ」と思うかもしれませんが、違います。
人の脳にそれほど差はありません。
その人は「集中力」を大切にしているからです。
友人と一緒に勉強はしません。
1人で勉強します。
友人と一緒にいるとついおしゃべりをしてしまいますが、1人であればとことん集中できます。
音楽を聴きながら勉強していません。
落ち着いた環境で黙々と勉強しています。
音楽を聴いていると歌詞やメロディーに気を取られますが、静かで落ち着いた環境であればしっかり集中できます。
だらだら勉強していません。
勉強のときは、勉強モードのスイッチがオンになっています。
スマホ、テレビ、漫画など、誘惑になるようなものは排除して、勉強のことだけ考えるようにしています。
同じ時間だけ勉強して差が出るのは「才能の差」ではなく「集中力の差」です。
「勉強ができない」「結果が出ない」と文句を言う人のほとんどは、集中ができていません。
勉強時間が長いわりに成績が伸びない人がいます。
そういう人に限って、集中ができていないのです。
どれだけ勉強時間が長くても、集中していなければ、何の意味もありません。
嘆く暇があれば、とにかく集中しましょう。
しっかり集中することで、思考力や記憶力が研ぎ澄まされます。
集中ができていればいるほど、時間の質が向上し、効果的に勉強が進みます。
これは勉強に限った話ではありません。
仕事や趣味でも同じことです。
大切なのは「集中力」です。
集中力に差が生まれると、同じ時間でも、結果に差が生まれます。
徹底的に集中すれば、驚異的な結果を出すことも不可能ではありません。
集中力を生むためにも、日頃から十分な睡眠を心がけましょう。
最低でも6時間以上の睡眠は必須です。
結果が出ないことを嘆く暇があれば、集中力の向上に目を向けたほうがいいのです。