一般的に、個人的な失敗談は、場の空気を盛り上げます。
自分が失敗した話は、盛り上がりやすくなります。
笑いがありますし、人間味があって温かいですね。
しかし、ときどき「失敗」と「不幸」を混在して話をする人がいます。
「失敗した体験」と「不幸な話」。
どことなく似ていますが、似て非なるものです。
身内の不幸話は、失敗談ではありません。
こういう話は一気に場が暗くなります。
聞かされた側は笑うに笑えず、返事が難しいのです。
自分の失敗談を話すつもりが、いつの間にか自分の不幸話になっていることがあります。
日常の失敗談はいいですが、身内に関わる不幸話は積極的にするものではありません。
あなたはいかがですか。
どことなく雰囲気が似ている内容なので、うっかり口にしてしまいやすい。
話していいのは「日常の個人的な失敗談」です。
「失敗」と「不幸」をきちんと区別して話をしましょう。