自分の人生は、誰が守るのでしょうか。
「いつまでも会社が守ってくれる」と思いますが、過信です。
たしかに会社の業績が好調なら、待遇も福利厚生も充実して守ってくれるでしょう。
安定した給料がもらえます。
大きなボーナスも出ます。
しかし、会社の業績がずっと好調であるはずはありません。
会社の業績が好調のときもあれば、不調のときもあります。
会社はひとたび業績が悪くなると、対応が一変します。
どの会社でも、最も経費がかかっているのは、やはり人件費です。
会社に余裕がなければ、社員を守る余裕もなくなります。
待遇や福利厚生を減らしたり、社員を減らす方針を打ち出したりします。
当然、ボーナスカットも考えられます。
最悪の場合、会社が倒産することも考えられます。
会社が倒産すれば、守ってくれるどころの話ではありません。
会社に頼るのはいいのですが、頼りすぎるのは危険です。
会社に頼り切っているときほど、いざ経営が傾いたとき、痛い目に遭います。
自分の人生は、自分で守らなくてはいけません。
自分だけは、自分を裏切らないことです。
あなたは、自分の人生を守る役目があります。
自分の能力を磨き、1人でも生きていけるくらいの力を身につけることが大切です。
いざ会社が傾いても、さっと行動できる準備をしておきましょう。
いざとなったとき、本当に頼りになるのは、自分なのです。