「私はよく仕事でミスをする」
「1日1回は、何らかのミスをする」
「どうしてミスをしたのか自分でもわからない」
そんな人がいれば、振り返ってみてほしいことがあります。
きちんと食事を取っていないのではないでしょうか。
どきっとした人は要注意です。
まさしくそこに原因があります。
きちんと食事を取っていなければ、ミスが増えるのも当然です。
脳のエネルギー源はブドウ糖です。
食事を取らないでいると、脳がブドウ糖不足に陥って、ガス欠状態になります。
頭が回転せず、集中できず、ぼうっとします。
普通に考えることすら難しくなります。
感情が不安定になって、いらいらしたり落ち着かなかったりします。
本来のパフォーマンスを発揮できなくなり、つまらないミスを招いてしまうのです。
「情けない。もっとしっかりしないといけない!」
本人は自分を責めますが、問題はそこにあるのではありません。
そもそもきちんと食事を取っていないことが問題です。
食事を取らないことが、ミスを増やす原因です。
脳がガス欠状態では、普通にできることもできなくなります。
簡単にできることも難しくなります。
いかに食事を取らないことが悪影響であるかわかるでしょう。
もちろんきちんと食事を取ってもミスをすることはありますが、食事を取っていなければもっとミスが増えていたでしょう。
ミスをゼロにすることはできなくても、減らすことにつながります。
きちんと食事を取っておいたほうがいいのです。
ここで大切にしたい考え方があります。
「食事も仕事の一環」と考えてください。
食事と仕事を分けて考えるのではなく、ワンセットで考えます。
食事を取らないのは仕事をサボるのと同じです。
食事も仕事の一環と思えば、きちんと朝食を取ろうという気持ちになるはずです。
がっつり満腹まで食べる必要はなく、腹七分目・腹八分目で十分です。
きちんと食事を取るだけで、ミスが大幅に減ります。