忙しいときは仕事が雑になりがちです。
忙しいときは焦っているときです。
焦っているときは、時間にも気持ちにも余裕がありません。
ばたばたしているときは、流れ作業のようになりがちです。
「いちいち時間をかけていられない」と思って、無意識のうちに仕事に悪影響が及びます。
忙しいときは、要領が悪くなったり集中力や持続力が低下したりします。
自分ではいつもと同じ仕事をしているつもりでも、自然と手際が悪くなってしまい、雑な仕事になりやすい。
これは無意識のうちに起こります。
「おかしいな。いつもと同じにしているのにな」と思いつつ、現実を見ると、仕事の結果は悪くなっている。
ミスや失敗の増加につながるのです。
これはよくありません。
仕方ない状況とはいえ、金銭が関わっている仕事では安定した質が求められます。
命や安全が関わる仕事であればなおさらです。
頭ではわかっている人も、実際は思うだけで、きちんとできていることが少ないもの。
ここで心がけたいことがあります。
忙しいときほど、丁寧な仕事を心がけましょう。
丁寧な仕事を心がけることで、ちょうどよい具合になります。
忙しいときほど、丁寧な仕事を心がけましょう。
「忙しいから普段より丁寧に仕事をしよう」
これでいいのです。
意識しているだけでも違います。
忙しいときであればあるほどしっかり意識して、きちんと仕事を仕上げましょう。
マイルールとしておき、忙しい場面になったら思い出してください。
はっと我に返って、心の余裕を取り戻せます。
仕事のミスや失敗を減らす効果が得られます。
なかなか難しい課題ですが、仕事に関わることなので、真剣に取り組む価値があります。
丁寧の目安としては「いつもの1.2倍」です。
忙しいときは、いつの間にか仕事の質が下がり気味です。
いつもの1.2倍の丁寧を心がければ、うまくバランスが取れ、普段と同じくらいになるでしょう。
感覚に頼るより数字で心がけたほうが、スムーズな調整ができるでしょう。
何らかの形で仕事に数字を落とし込み、調整を心がけてみてください。
もちろん必要に応じて、1.3倍、1.4倍、1.5倍に調整してみるのも悪くありません。
忙しいときにはなかなか余裕がないものですが、しっかり気を持って調整してみてください。
周りから「忙しいときでも仕事が丁寧だね」と言われるようになりましょう。