風を感じたら、こう思ってください。
「ああ、幸せだなあ」と。
「風を感じてだから何?」と思うかもしれません。
たしかに風は珍しいものではありません。
毎日普通にあるものであり、貴重なものでも高価なものでもなく、特に感動することもないことでしょう。
「たかが風ではないか」
そんな気持ちがあるなら、少し考え直してほしいところです。
風は、単なる空気の流れではありません。
天然のクッションです。
肌あたりがよくて心地いい。
どんなに心地よい羽毛布団も、自然のクッションにはかないません。
私たちは、風に囲まれた世界で生きています。
目に見えませんが、そこにあるのはたしかです。
風のおかげで気持ちのいい時間を過ごせます。
空の雲が流れるのも、旗が揺れ動くのも、木の葉が落ちるのも、風のおかげです。
風があるからこそ、日常が躍動感にあふれています。
その恵まれた環境に気づき、感謝の念を持ち、幸せを感じましょう。
風は最初からあるわけではありません。
風は、地球の自転・地表の温度差・大気の気圧差が組み合わさって生み出されています。
つまり、風があるのは地球が生きている証拠です。
風を感じながら、地球の鼓動を感じ取ってください。
風は、地球の呼吸であり、地球が生み出す産物です。
風を感じることは、地球の神秘を感じることにほかなりません。
いま一度、風に幸せを感じてください。
風は、それだけで素晴らしい存在です。
風を通して季節を感じましょう。
風に当たりながら、その心地よい感触を楽しんでください。
ふわふわしていますが、それは風でしか味わえない感触です。
風は目に見えませんが、揺れる木々を見ながら、風の存在を感じ取ってください。
テラスで風を感じながらランチやディナーを楽しむのもすてきです。
「風を感じた=無感動」ではありません。
「風を感じた=幸せを感じた」です。
風を感じる時間を「至福の時」としましょう。
そうすれば、日常で幸せを感じる瞬間が1つ増えることになります。
風の存在に感謝しましょう。
大げさに思うかもしれませんが、風は、あなたが思うよりずっと素晴らしいのです。
そよそよ吹く風も、びゅうびゅう吹く風も、素晴らしい。
風は、自然が生み出したアートです。
風のある世界に生まれてきてよかった。
今日も風を感じながら、地球の神秘と自然のアートに感動してください。