風のように生きるには、どうすればいいのでしょうか。
それは、風になったつもりですいすい動いていくことが大切です。
なかでも特に意識したいのは「スピード感」です。
風にはスピード感があります。
やってきたと思えば、あっという間に通り過ぎていきます。
止まることはなく流れ、どんどん動いてきます。
壁にぶつかっても、そばにある隙間を見つけ、うまく通り抜けていきます。
風は「前へ前へ」と進んでいきます。
自分もスピード感を持って動けば、風のようになります。
風のように生きるために、スピード感を意識しましょう。
スピード感とは「急ぐ」「焦る」「慌てる」という意味ではありません。
「立ち止まらず、どんどん動く」ということです。
やるべき仕事は、さっと取りかかりましょう。
「また今度」「時間ができたら」「やる気が出てから」ではいけません。
やるべき仕事は、つべこべ言わず、素早く取りかかることが大切です。
仕事はスピーディーにこなしましょう。
もちろん慎重が必要になるところはペースを抑えますが、必要以外はどんどんスピードを出していくことです。
ある程度のスピードを出したほうが脳も活性化され、集中力や注意力が高まり、仕事の質も高くなります。
てきぱき仕事をこなしていくことで達成感が生まれ、次の仕事も取りかかりやすくなります。
スケジュール変更が生じる場面では、前倒しが基本です。
前倒しでいけば、自然とスピード感が生まれます。
少しでも早く仕事を進めていくことで、納期に間に合って、スケジュールにも余裕が生まれます。
歩くときは、ちょっと早歩きを意識します。
のろのろ歩くより、てきぱき歩くほうがかっこよく映ります。
スピードを意識して歩くほうが、自信に満ちた雰囲気が出てきます。
日々のストレス解消法として、ウォーキングやランニングを取り入れるのもいいでしょう。
積極的に体を動かすことで、気持ちのいい汗をかけます。
汗が光を反射して、きらきらします。
あなたからかっこいい雰囲気が漂うようになります。
選ぶ場面でも、さっと決めましょう。
「どうしよう、どうしよう」と時間をかけて迷うより、直感でさっと決めたほうがいい。
直感はおおむね正しい。
直感を大事にすることで、上手に潜在意識を活用することができ、おのずと正しい正解に導かれます。
仕事も遊びも勉強も、スピード感です。
スピード感を意識すれば、おのずと行動力が出てきます。
行動力が出てくれば、どんどんアクションを起こしていけるため、人生の扉も開いていきます。
スピード感を出せば、自分が風となり、すべてがうまくいくのです。