「年を取る」
年を取るものという考え方はよくありません。
「取る」という言葉にはネガティブな意味があります。
「減る」「失う」など、マイナスのニュアンスが感じられます。
「年を取る」という言い方をすると、誕生日を迎えるたびに、ため息が出てきます。
どんどんマイナスが増えているように感じられます。
どんどん自分が下に向かっている感じがあり、気持ちまで沈んできます。
未来が暗く感じられ、嫌になってきます。
「年を取る」という言い方をすると、嬉しいはずの誕生日が、嫌な日になってしまうのです。
「年を取る」という表現は禁句にしましょう。
今日からは「年を重ねる」という表現にしましょう。
「年を重ねる」という言い方には、ポジティブがあります。
「重ねる」には「増える」「高まる」など、プラスのニュアンスが感じられます。
どんどん自分が成長したり魅力が高まったりしている実感が得られ、わくわくしてきます。
年を重ねるという言い方をすれば、素直に誕生日を歓迎できます。
年齢を重ねるたびに「また1つ宝物を手に入れた」と思えるようになります。
誕生日を迎えることが嬉しくなり、未来に明るい希望を持てます。
「年を取る」から「年を重ねる」に変えるだけでいいのです。
年齢に対する価値観が変わり、前に向かって進む力が強くなります。
少し言葉遣いを変えるだけですから簡単ですね。
年は、取るものではなく、重ねるものです。