低下や停滞に目を向けないことです。
ある程度長く生きていると、自分の身の回りに低下や停滞を感じることがあるものです。
「体力が衰えた」
「肌の弾力を失った」
「視力が落ちた」
「記憶力が低下した」
「頭の回転が悪くなった」
「できることができなくなった」
「趣味はあるものの、進歩や上達が感じられない」
「スランプに陥っていて、記録が伸び悩んでいる」
「日常に変化がなく、マンネリを感じている」
「何も新しいことがなく、人生が停滞している」
低下や停滞は目立つので気になりますが、だからこそ要注意です。
低下や停滞に目を向けるのはよくありません。
事実かもしれませんが、わざわざ集中的に見ないことです。
低下や停滞に目を向けると、自分が暗い谷底に落ちているような感覚になります。
心に暗い闇が広がって、だんだん暗い気持ちになってきます。
未来に光を感じなくなり、虚無感と脱力感に襲われ、落ち込んでしまうのです。
成長や向上に目を向けましょう。
成長や向上はちょっとしたことでいいのです。
あなたの中で日々、成長や向上していることがあるはずです。
こうした点に目を向ければ「成長している」「向上している」と思えるようになります。
プラスを実感することで、テンションも上がります。
前に進んでいる感があると、わくわくした気持ちが生まれ、人生を生きることがますます楽しくなってきます。
成長や向上に目を向け、集中的に見るようにしましょう。
どんどん自分が高まっていく実感が湧いてきて、明るい気持ちになってきます。
成長や向上の実感を促すなら「記録」が役立ちます。
日々取り組んでいることを、数値化・文章化して記録をつけてみてください。
単純な方法ですが、効果は抜群です。
毎日ランニングをしているなら、走行距離を記録します。
走れば走るほど数字が上がっていく一方なので、成長や向上を実感できるでしょう。
よく本を読んでいるなら読書日記がおすすめです。
読んだ本の数が増えるにつれて、自分の知識が増えていると思えるようになり、嬉しくなるでしょう。
映画鑑賞が趣味であれば、映画日記をつけましょう。
見た映画の本数が増えるにつれて、自分の視野や世界観が広がっていくことを実感できるでしょう。
それぞれ「増えることはあっても減ることはない」という点が特徴です。
どんどん増えていく様子が感じられると、達成感が得られ、わくわくせずにはいられません。
自分の日々の行いが、目で確認できると嬉しくなります。
「また頑張ろう」というモチベーションにもつながります。