不足に目を向けないことです。
すべてが満たされている人はいません。
人は誰でも、1つや2つ、不足していることがあるものです。
不足に目を向けると、不満が生まれます。
「お金がない、時間がない、場所がない」
「資格がない、実績がない、学歴がない」
「根気がない、体力がない、集中力がない」
「自信がない、魅力がない、美しさがない」
「地位がない、コネがない、権力がない」
「運がない、チャンスがない、才能がない」
不足に目を向けると「ない、ない」の連続になります。
ぶつぶつ文句を言うことになるでしょう。
ないことばかり考えていると、自分に価値がないように思えてきます。
希望が見えなくなり、だんだん気持ちが沈んできます。
「どうして私はこんなに恵まれていないの?」
不幸を感じて、だんだん自分が哀れに思えてきます。
性格まで悪くなります。
ネガティブな考えに傾いて負のループに陥ってしまい、落ち込んでしまうのです。
感謝に目を向けましょう。
「感謝することがない」と思っているなら誤解です。
感謝することがなければ、あなたはもう生きていません。
今あなたが生きているということは、いろんな存在から助けてもらっている証拠です。
人だけとは限りません。
物や動植物ということもあります。
サポートされていることは、すべて感謝の対象です。
感謝の気持ちを持てば、心の中で桜が咲いて、幸せな気持ちでいられます。
大きな感謝・特別な感謝はもちろんですが、それだけではありません。
小さな感謝・平凡な感謝でいいのです。
当たり前のことにも目を向け、感謝しましょう。
どれも当たり前と思うかもしれませんが、感謝であることに間違いありません。
「水があること」「空気があること」「光があること」といった、この世の基本的存在にも感謝したい。
当たり前のことにも目を向けましょう。
細かい点まで注意を向ければ、ほとんどのことに感謝ができるはずです。
人生とは何か。
人生とは、感謝に満ちた世界です。
感謝に囲まれて生きていることに気づくと、世の中の見え方が変わります。
どこを見ても感謝があり、何に対しても「ありがたい」と思えるようになります。
あれもこれも素晴らしく思えてきて、人生のすべてが輝いて見えるようになります。
笑顔が止まらなくなるでしょう。
私たちは、感謝の中で生きています。
常に感謝の気持ちを持てば、常に満ち足りた気持ちになれます。
心に幸福感が広がって、いつも幸せな気持ちでいられるのです。