「いつか誰かが私を助けに来てくれる」
そんなことを考えていませんか。
「友人が私を助けにやってきてくれるだろう」
「先生が私を救いにやってきてくれるだろう」
「国や市町村の職員が何か対策を打ってくれるだろう」
残念ですが、その可能性は限りなくゼロに近いと言っていいでしょう。
みんな、自分のことで精いっぱいです。
それぞれ自分の仕事があって、わざわざあなたを救いに出してくれる余裕はありません。
やることが山ほどあって、睡眠時間を削らなければいけないほど、忙しい日々を送っています。
たとえ親であっても、親も自分の仕事がたくさんあって、なかなかわが子のことまでかまっている余裕はありません。
白馬に乗った王子様が救い出しに来てくれることもなければ、石油王があなたを助けにやってくることもありません。
「いつか誰かが私を助けに来てくれる」と待つのは受け身です。
自分からアクションを起こしていません。
自分の幸せを、誰か他人任せにしています。
じっと待っているだけで救われるなら、誰も苦労しないのです。
「いつか誰かが私を助けに来てくれる」と待つのは、もうやめましょう。
助けを待つのはもうやめましょう。
助けを期待することもやめます。
非現実的な妄想を膨らましていると、いつまで経っても現実は変わりません。
じっとしていても変化はゼロ。
「自分を救い出すのは自分」と考えましょう。
助けを待つのではなく、自ら動き出すことです。
自分一人でできることは限られているかもしれませんが、諦めるのはまだ早い。
小さなことでいいので、できることから始めていけばいいのです。
いきなり現実を変えるのは難しくても、少しずつ変えていくことならできます。
時間の猶予はたっぷり残されています。
時間・健康・体力があるのなら、十分希望があります。
体力がないなら、体力がなくてもできる範囲から始めましょう。
体を動かしていくうちに体が鍛えられ、体力がついてきます。
お金がないなら、お金がなくてもできることから始めましょう。
お金がなくても、手間暇をかければ、ある程度は実現できます。
時間がないなら、時間がなくてもできることから始めましょう。
短い時間でも、積み重ねていけば、大きなことが成し遂げられます。
最初は、大きな成功ではなく、小さな成功から目指していきましょう。
自分で自分を救い出していくのが最も現実的です。
しばらくすると、努力しているあなたを見た人たちが、救いの手を伸ばしていくでしょう。
自ら努力するあなたに心を動かされるのです。
大変なのは最初だけです。
途中から楽になって、どんどん救われていきます。