軽い気持ちで、否定の言葉を、2回繰り返すことがあります。
「ダメ。ダメ」
「違う。違う」
「やめた。やめた」
よく聞かれる言葉ですね。
悪気があって、言っているのではありません。
強調したいと思い、軽い気持ちで口にしているのは、わかります。
しかし、強調すると、感じが悪くなるものです。
否定の言葉は、それにネガティブな意味があります。
ネガティブな否定の言葉を強調しすぎると、慌てて話をしているような印象があり、聞いた側も焦ります。
品が失われ、印象が悪くなります。
否定の言葉を2回繰り返しても、いいことはありません。
会話のテンポが悪くなるだけです。
2回繰り返しそうになったら、1回にしましょう。
「ダメ」
「違う」
「やめた」
すっきりした印象になりましたね。
意味は十分に通じます。
否定の言葉だからこそ、一言です。
余分な言葉を削ることで、会話に磨きがかかります。