公開日:2013年4月22日
執筆者:水口貴博

人間関係で気をつける30の言葉遣い

  • どんなに外見がよくても、
    言葉遣いが悪ければ、
    台無し。
人間関係で気をつける30の言葉遣い

どんなに外見がよくても、言葉遣いが悪ければ、台無し。

どんなに外見がよくても、言葉遣いが悪ければ、台無しです。
外見が整っていても、言葉遣いが悪いと、性格も悪そうに見えます。
他人の悪口や批判ばかりをしているのは、心が汚れている証拠です。

無意識に同意の強要をしていませんか。

人間関係で注意したいのは「同意の強要」です。
無意識に同意の強要をしていませんか。
「同意の強要なんてしていない」と思う人でも、自分の言葉遣いを振り返ってみてください。

「面白くない」と言わない。
「わからない」と言えばいい。

映画を見て、退屈を感じたとき「面白くない」と思う癖はありませんか。
あるいは、友人から感想を聞かれたとき「面白くなかった」と答えてしまう自分です。
たしかに「面白くない」と思ったなら、正直な考えなのでしょう。

「嫌い」が口癖の人は、嫌われる。

あなたの周りに「嫌い、嫌い」と言っている人はいませんか。
「あの人が嫌い」
「あの映画は嫌い」

「くだらない」と言わないほうがいい。
くだらない人間と思われるから。

「くだらない」
この口癖に心当たりがある人は、要注意です。
もしかすると「くだらない」と言った瞬間、人間関係にひびを入れているかもしれません。

大きな主語は、トラブルを招きやすい。

コミュニケーションでは、大きな主語の使い方に注意しましょう。
大きな主語は、トラブルを招きやすいからです。
もちろん大きな主語が禁句というわけではありません。

正論が、人を落ち込ませることもある。

励ますときに注意したいのは、正論です。
落ち込んでいる人に、正論を言えば、きっとわかってもらえるだろうと思います。
「こういうときは、こうするべきだ」

「疲れたよ」と言われたとき、どう返事をするか。

「ああ、疲れた」
そんな言葉を、友人から言われることはありませんか。
いきなりネガティブなことを言われると、返事に困りますね。

選択に迷う友人の背中を押す一言。

選択に迷う友人の背中を押したければ、いい言葉があります。
「あなたの選択はすべて応援します」です。
応援する気持ちを、全力で表現しましょう。

「くだらない質問なのですが」という聞き方をやめる。

「くだらない質問なのですが、いいですか」
そういう言葉を、ときどき耳にします。
「ばかな質問なのですが」「つまらない質問なのですが」という言い方も同じです。

「うまくいくといいですね」という一言は、難しい。

転職や退職の場面では、次のような言葉がよく聞かれます。
「うまくいくといいですね」
去る人に向かって、明るい気持ちを込めて、応援する言葉です。

「前のほうがよかった」は禁句。

友人から感想を求められることがあります。
「髪型を変えたけど、どうかな」
「服装のイメージを変えたけど、どう思う?」

挨拶をしても返事がないとき、どうするか。

挨拶をすれば、必ずしも返事があるとは限りません。
態度の悪い人の場合、挨拶をしても、わざと返事をしないことがあります。
特に、こじれた人間関係で、よくある光景です。

誰にでも、触れてほしくないことが、1つはあるもの。

あなたには、触れてほしくないことはありますか。
ごく限られた親しい友人なら話せても、普通の知り合いには話せないことです。
おそらく「ある」と思ったはずです。

遅刻してきた人に「来るのが遅い!」と怒るのではない。
「大丈夫でしたか」と優しく接する。

遅刻してきた人にどんな対応をするか。
余裕のある人とない人の違いが見られる場面です。
遅刻してきた人にどんな対応をしていますか。

「特徴の比較の後は批判」という流れに注意。

会話では、特徴についての話題が出ることがあります。
たとえば、映画の話をしているとき、アメリカ映画とフランス映画の特徴が出ることがあります。
「アメリカ映画はハッピーエンドが多い。フランス映画はバッドエンドが多い」

「手伝いましょうか」という一言は難しい。

友人の家でパーティーを楽しんだ後、ホストが片付けを始めました。
こんなとき、どう声をかけますか。
「手伝いましょうか」と声をかけたいところですが、不十分です。

迷惑な行為であっても「迷惑」とは言わないほうがいい。

迷惑な行為をやめてほしいとき、あなたなら、どう伝えますか。
「迷惑です」
「迷惑なのでやめてください」

「前にも言ったよね」は禁句。

友人と話をしていると、同じ質問をされることがあります。
こんなとき「同じ話を繰り返すのは面倒」と思うと、つい言いそうになる言葉があります。
「前にも言ったよね」です。

ざっくりした答え方は「それ以上聞かないで」と誤解され、会話が続きにくくなる。

ときどきざっくりした返事をする人がいます。
「ご出身はどちらですか」と聞くと「北海道」という返事が返ってきました。
一言で北海道といっても広いです。

目上の人を褒めてはいけない。

褒めるのは、人間関係の潤滑油です。
誰でも褒められると嬉しく感じるもの。
「褒めると、相手は嬉しく感じるに違いない」

「ニックネームで呼んでいい」と言われたら、すぐ呼び始めるのがマナー。

「タカヒロと申します。『タカ』と呼んでください」
「マリアと言います。『マリー』と呼んでください」
初対面のとき、相手から「ニックネームで呼んでいい」と言われることがあります。

相手が謝ってきたとき、どう返事をするか。

「すみません」
「ごめんなさい」
「申し訳ございませんでした」

「人生はそんなに甘くない」と言う人は、陰で笑われる。

後輩から人生の相談をされたとき、つい言ってしまうフレーズがあります。
「人生はそんなに甘くない」です。
後輩が、大げさな話をすると、社会を軽視している印象を受けることがあります。

「それくらい知っている」と言う人には、いずれ情報が回ってこなくなる。

相手から面白い話をしたもらいましたが、すでに知っている内容でした。
そんなとき、よく聞かれるセリフがあります。
「それくらい知っている」です。

「興味がない」を「教えてほしい」に言い換える。

人生では「興味がない」と思うときがあります。
しつこい勧誘を振り切るときは、強い態度で「興味がない」と言わなければいけない場面もあります。
しかし、興味がないことのすべてに「興味がない」と言えばいいのかというと、そうではありません。

怒りを愛の表現に変える、3つの工夫。

怒りを感じてもいいのです。
怒りは、人間に備わった、大切な感情の1つです。
怒りの本質は、愛です。

冗談でも言ってはいけない言葉は、冗談でも言ってはいけない。

世の中には、冗談でも言ってはいけない言葉があります。
たとえば「あなたは人として失格」「あなたにできるわけがない」「生まなければよかった」です。
人格・能力・存在を全否定する言葉は、冗談であっても言ってはいけません。

ひどいことを言ってしまいそうなら、黙っておくほうがいい。

誰でも情緒が不安定になることがあります。
気分の波が激しいとき、言いすぎてしまった経験はありませんか。
親からのアドバイスに対して「黙れ」と言い返した経験。

「あなたが嫌いです」と言われたとき、どう言い返すか。

「あなたが嫌いです」
こんな一言を目の前で言われたとき、どういう態度をしますか。
世の中に存在する言葉の中で、最もひどい言葉の1つです。

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