相槌は、コミュニケーション能力として、重要な要素の1つ。
相手の話に調子を合わせて受け答えできれば、きちんと話を聞いて理解していることを意思表示できます。
ただし、話を弾ませるはずの相槌が、気づかないうちに、相手を不快にさせていることがあります。
まず、相槌の種類を確認しましょう。
相槌には、2種類あります。
「言葉による相槌」と「態度による相槌」です。
どちらも、相手の話に調子を合わせた反応ですが、タイミングが重要です。
言葉と態度という表現方法の違いによって、与える印象が変わります。
態度による相槌は、相手の話とかぶっても大丈夫です。
話が終わってからうなずいてもいいですが、話を聞きながらうなずいてもかまいません。
相手の話を聞きながらうなずけば「きちんと話を聞いて、理解しているメッセージをすぐ伝えることができます。
相手は明るい気分になり、さらに話が進むでしょう。
言葉による相槌は、相手の話とかぶってはいけません。
相手が話している途中で「なるほど」「そうですね」という状態です。
相槌が早すぎて、面接官の話とかぶっています。
「落ち着かない態度」「話を最後まで聞いていない」などの印象を与え、評価に悪影響が及ぶ可能性があります。
言葉による相槌は、話の切りのいいタイミングが適切です。
ひとかたまりの話が終わったタイミングで「なるほど」「そうですね」などと言えば、感じがよくなります。