執筆者:水口貴博

感じのいい電話対応の30のマナー

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見えなくても、相槌あいづちの動きはしたほうがいい。

見えなくても、相槌の動きはしたほうがいい。 | 感じのいい電話対応の30のマナー

会って話をするときは、相槌として、首を上下にふります。

うなずきです。

一方、電話で話をするときは、どんなに首を上下に振っても、相手には見えません。

見えなければ、うなずきは無駄であるように思えます。

ここがポイントです。

動きが見えなくても、うなずきは、したほうがいいのです。

見えるかどうかの問題ではありません。

気持ちを伝えやすいかどうかです。

体を動かしながら声を出すと、言葉に気持ちを込めやすくなります。

気持ちのこもった声は、聞いてすぐわかります。

「なるほど」「そうか」という相槌のイントネーションが、豊かなのです。

うなずきだけでなく、表情を変えましょう。

楽しいときには、うなずきながら笑顔になります。

悲しいときには、うなずきながら眉をひそめます。

相槌に、もっともっと、気持ちを込めることができます。

気持ちのこもった相槌は、見えなくても、見えます。

相手の笑い声が聞こえると、笑っている相手の顔が思い浮かぶのと同じです。

感情豊かな声を通して、相手はあなたの様子が、自然と目に浮かぶのです。

「きちんと聞いてくれている」とわかれば、もっと話をしたくなります。

電話の会話が、盛り上がりやすくなるのです。

感じのいい電話対応のマナー(6)
  • 見えなくても、相槌の動きを表に出す。
電話で意味ありげな態度を取っても、相手には伝わらない。

感じのいい電話対応の30のマナー

  1. 携帯電話が登場して、待ち合わせにずぼらな人間が増えた。
  2. 「もしもし」の最初の一声を、ワントーン上げるだけで、会話は弾む。
  3. 名前がわかっていても、名乗る。
  4. 電話で会話を始める前は、相手の都合をうかがうのがマナー。
  5. 電話の相槌は、強調するくらいで、ちょうどいい。
  6. 見えなくても、相槌の動きはしたほうがいい。
  7. 電話で意味ありげな態度を取っても、相手には伝わらない。
  8. 折り入って話をするときには、事前に短いメールで確認する。
  9. 何かをしながらする電話は、必ず相手にばれる。
  10. 料理中と運転中の電話は、とにかくやめる。
  11. 「後で折り返します」という言い方は、悩まされる。
  12. 人といるときに電話をするなら、一度許可を得ることが大切。
  13. 酔った勢いでする電話は、失敗する。
  14. 急に電話が切れたとき、自分が悪くなくても謝ったほうが、スマート。
  15. 電話を間違えてかけてしまったとき、どう対応していますか。
  16. うつむきながらの電話は、気づかないうちに、会話に悪影響が出る。
  17. どんなに距離が離れていても、会話が弾む共通の話題とは。
  18. レストランの入り口付近で電話をするのは、マナー違反。
  19. 自分の電話番号は、とっさに言えるようにしたい。
  20. 「電話はご遠慮ください」と注意されても、言い返さない。
  21. 一方的に話をしている状態は、会話ではなく、もはや独り言。
  22. 用事のない電話が多すぎて、相手の迷惑になっていないか。
  23. 携帯電話のロックは、自分のためだけでなく、友人のためにかけるもの。
  24. 電話がつながらないことに腹を立てる人は、友人を失う。
  25. 留守番電話の「話があります」というメッセージは、感じが悪い。
  26. 留守番電話に、連絡先も残せば、感じがよくなる。
  27. 知らない電話番号の相手を知る方法。
  28. 電話代を理由に、電話を切らない。
  29. 最後の一言は、3分間、余韻が続く。
  30. すぐ電話を切る人とは、縁も切れる。

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