執筆者:水口貴博

面接の受け答えが上達する30の心得

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特定の質問を聞かれないようにするテクニック。

特定の質問を聞かれないようにするテクニック。 | 面接の受け答えが上達する30の心得

面接で、特定の質問を聞かれないようにするためにはどうすればいいか。

聞かれる前に、自分から伝えればいいのです。

たとえば、志望順位です。

「当社の志望順位を教えてください」

そう聞かれたとき、探り合いのような雰囲気になりがちです。

「どうせ第1志望と答えるのだろう」と考える面接官と、定番どおり「第1志望です」と答える応募者。

堂々と答えることができればいいのですが、演技をするような恥ずかしさに苦しむ人もいるでしょう。

もし志望順位について質問されたくなければ、第1志望であることを前もって伝えておく方法もあります。

「本日は第1志望である御社との面接で緊張しております。よろしくお願いいたします」

「専攻科目で得た知識を生かしたいため、御社を志望いたしました。御社が第1志望です」

自己PRや志望動機の中で、さりげなく第1志望であることを伝えます。

前もって志望順位を伝えれば、面接官は、再び志望順位を聞くことはないでしょう。

これで1つ、答え方の心配を減らすことができるのです。

このテクニックは、志望順位以外にも使えます。

「学生時代に、最も力を入れていたこと」

「ゼミで勉強したこと」

「入社してやりたいこと」

「10年後の自分」

定番の質問を中心に「聞かれる前に伝える」という手法を使えば、特定の質問をブロックできます。

ただし、やりすぎには注意が必要です。

複数の質問を前もって細かく説明していると、くどい話し方になります。

もし使うなら、適度の範囲で心がけましょう。

面接の受け答えが上達する心得(12)
  • 志望順位は、聞かれる前に、自分から伝える。
面接とは、お見合いのようなもの。
お互いが選び合う、対等な立場。

面接の受け答えが上達する30の心得

  1. 面接の第一印象は、最初の3分で決まる。
  2. 目的のわからない質問をする面接官の意図とは。
  3. 自己PRは、頑張ったことをアピールすることではない。
  4. 褒めてくる面接官は、基本的に裏があると思っていい。
  5. 立派に思える自己PRでも、違法や非常識な内容では、評価を落とす。
  6. 人によって定義が異なる質問には、どう答えるのが適切か。
  7. 面接は、聞かれたことを答える場ではない。
    企業に貢献したい気持ちをアピールする場。
  8. 緊張しているときの自分の反応を思い出せば、必要な対策が見えてくる。
  9. 水商売の経験は、隠すべきか。
  10. 成功談でも、該当者が多ければ、控えたほうが無難。
  11. 「御社が第1志望」では、平凡すぎる。
  12. 特定の質問を聞かれないようにするテクニック。
  13. 面接とは、お見合いのようなもの。
    お互いが選び合う、対等な立場。
  14. 長所を主張するつもりが、短所の露呈になっていないか。
  15. 「など」を省けば、言葉の印象が強くなる。
  16. 面接で複数の質問をするときに心がけたいマナー。
  17. 爽やかな笑顔は、あるものではなく、作るもの。
  18. 大きな成果だけでなく、少しの上達でも、自己PRになる。
  19. なぜ尊敬する人に「親」とは答えていけないのか。
  20. 実感や親しみを得やすい回答のほうが、面接官にも受け入れられやすい。
  21. 丁寧な言葉遣いも、言い方がだらしないと、悪印象。
  22. 悪い過去を正直に話すか。
    嘘をついて切り抜けるか。
  23. 面接で、両親を否定されたときの答え方。
  24. 話を弾ませるはずの相槌が、相手を不快にさせていませんか。
  25. うなずきには2種類ある。
    小さなうなずきと大きなうなずき。
  26. 縁故関係の自慢は、かえって本人の印象を下げる。
  27. 特に笑顔が必要な、2つの瞬間とは。
  28. 面接で笑顔は必須。
    ただし、常に笑顔ばかりも悪印象。
  29. あなたが思う真正面は、本当に真正面か。
  30. 恥ずかしくても、完全に正面を向いたほうが、確実に好印象。

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